(『未来対話』より)
150
ー ある友からは、「学会の会合では、なぜ、いつも御書を学ぶのですか」という質問が届きました。
よく気がついたね!
学会は常に「御書根本」で前進しています。御書には、人生を切り開く勝利の哲学があります。
最高の智慧の泉があり、不屈の勇気を呼び覚ます力があるんです。
私の恩師・戸田城聖先生は、数学の天才でした。その先生がよく”「信」は「理」を求め、「理」は「信」を深める”と指導されていました。
「信心」に励んでいくと、「なぜ願いは叶うのか」「どうして題目を唱えるのか」という疑問がわき、「理論」が知りたくなる。
その時に御書を学べば、「なるほど、そういう
ことか」と納得が生まれる。その「理論」が、「信心」をさらに深めてくれるんです。
御書には、断固として正義を貫き通す「信念」が光っています。どんな苦難も必ず乗り越えられるとの「確信」が満ちています。
そして、生きていること自体が楽しいと感じられる「絶対的幸福」に道が示されています。
ゆえに、御書を学べば、断じて負けない師子王になれる。共に希望を贈る太陽になれる。