(『未来対話』より)
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ー 未来部員の中には、語学が苦手という人がいます。
これまでは、そうだったかもしれない。しかし、人は変わることができます。学ぼうと決意した時がチャンスです。
勉強するのに「遅すぎる」なんてことは、絶対にありません。
「習うより慣れろ」です。
私が、みんなと同じ年代のころは戦争中だったので、英語は敵性語として勉強できませんでした。
もう一度、学生時代に戻れるならば、語学をしっかり身につけたいと、つくづく思います。だから、若い皆さんは思い切り語学を習得して、世界に友情を広げていただきたいのです。
できれば、お父さんやお母さんも、外国に案内して差し上げてほしい。
「世界広宣流布」は、日蓮大聖人が御生涯をかけられた大願です。御書を拝すると、「世界」をあらわす「一閻浮提(いちえんぶだい)」「閻浮提」という言葉が、実に二百か所以上も、記されています。
この大仏法をたもつ皆さんが、立派な世界市民と躍り出て、社会と広布のリーダーとして大活躍していくことは決まっています。
その日を楽しみに、この一年も、皆さんと一緒に前進したい。
さあ、新しい年の始まりに、新しい目標を掲げて出発しよう!
共に未来へ! 共々に世界へ!