(『青春対話 Ⅱ 』より)
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何か、ものの見方が、もう全然、ふつうの指導者と違う、という感じですね。
周総理は、中国の人民にとっても、世界の人民にとっても、抜きん出た指導者でした。
三年前(1996年)、キューバのカストロ議長と、長時間、一対一で話し合いをしました。
談たまたま周総理の話になった。そのときのカストロ議長の、あの態度、あのまなざし、雰囲気。これは格別でした。
周総理のことを「本当に立派な指導者であった」と。
その言葉が印象深く残っています。すべてを含めた象徴的な言葉でした。