「だからこそ!」 我は立つ | ゆきまさのブログ

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(大白蓮華「巻頭言」、2022,7月号)

 

 

 

 苦難に燃え立つ勇気から、偉大な人間革命の飛躍が始まる。

 

 日蓮大聖人は大難の佐渡から、「強盛の大信力をいだして、『法華宗の四条金吾、四条金吾(しじょうきんご)』と、鎌倉中の

 

 上下万民、乃至日本国の一切衆生の口にうたわれ給え」と獅子吼された。

 

 日蓮門下と名乗れば、悪口罵詈(めり)、猶多怨嫉(ゆたおんしつ)の標的とされた渦中である。

 

 だからこそ金吾夫妻は弟子の誇りに胸を張り、眼前の苦境を切り開き、負けじ魂で同志を守っていったのだ。

 

 それは、御指南の通り短気や油断を戒め、人の敬う振る舞いを重ねゆく挑戦でもあった。

 

 その人間革命の実証が「よかりけり」と人々を感嘆させ、師弟の凱歌を轟(とどろ)かせたのである。

 

 戸田先生が御書を拝し、言われたことが思い起こされる。

 「信心とは一念を決めることだ。信心で勝つと決め切れば、楽しく大きく勝てるんだよ!」

 

 かって、学会への誹謗が渦巻く中、地域広布に懸命に尽くしてくれる同志を、私は讃え、ねぎらい、語り合った。

 

 ー周囲には、誤解や悪い印象を抱いている人がいるかもしれない。しかし、「だからこそ、自分がいるんだ。私は、学会の

 

全権大使なんだ」との自覚で理解の輪を広げていこう、と。

 

 いずこにも、大変であればあるほど、金吾夫妻のごとく、「だからこそ!」と強盛の大信力をいだして、自らの勇気の声と

 

 大誠実の振る舞いで、反転攻勢の戦いを起こしゆく創価の大使が光る。ゆえに、学会は断じて負けないのだ。

 

 関西をはじめ、わが同志と「最後は正しい仏法が必ず勝つ」と誓い合った。

 

 あの大阪大会から二十年目の昭和五十一年七月、私は「人間革命の歌」を作り、恩師に捧げた。

 

 「地よりか涌きたる 我なれば この世で果たさん 使命あり」

 

 君も我も地涌の使命を果たしゆく大闘争の中で、人間革命の勝利劇を飾り、世界へ世紀へ希望を送ろうではないか!

 

 不二なれば

  師弟の七月(つき)に

    後継の

   師子よ舞い勝て

     威風も堂々