ミニチュア靴 組み立て方 1のつづきです。
これから、糸の両側に付いた針で交互に革を縫い進めますので、この時点で、糸の長さの真ん中あたりが革に通っているように調整します。
表から見るとこんな感じ。左側がつま先側です。
糸を通したら、縫っていく方向の右後ろ側に引いておきます。
このあと、今、縫ったのと逆側の針を同じ穴に通します。
もう一方の針を穴に通します。革の表側から先程通した糸を避けて通します。
針を革から抜いたら、キュッと糸を引いて緩まないようにします。
これから、一穴、進むたびにキュッと糸を引きます。
あまりきつくすると革が切れたり、変形してしまいますがゆるすぎると綺麗にできあがりません^_^
次は足の裏側から針を通します。
この先、最後の一穴までは常に足の裏側から表側に縫い、次にもう一方の針で同じ穴を表から裏に縫います。
つま先あたりまで同じように縫い進めます。
この辺りは同じ作業の繰り返しで裏から縫って、表から縫って、ぎゅっを繰り返します。
爪先から先は、革を少しつまんで縫うと、穴に針を通し易くなります。
縫い方は同じです。
足の甲の部分の最後の一穴は、踵側を重ねて縫います。
裏側から3枚の革を縫います。
続いて、表側から縫います。
あとは、そのまま縫い進めます。
踵あたりに来ました。
ここも同じように縫いますが、革をきつく曲げる必要があり、縫うのが難しいです。
革がちぎれないように気を付けながら、でもかなりきつくぎゅっとします。
つづく