始めはてんてこ舞いだったデジタルラーニング(オンライン学習)でした。
パソコンの画面に向かって親は、怒り発狂し疲れ果て、いったい何の罰を受けているんだろうと、同じ学校のママたちとなぐさめ合いながら、時に先生に「親がかりで8時間もかかりましたよ~」とさらっと意見してみたり、校長先生から届いた無記名のアンケートには、「量が多すぎる」にチェックしたりして、3月を終えました。
そして4月。課題を出す方の先生も要領を得てきたようで、量もかなり抑えられてきました。
オンライン学習が日本でも本格的になるかもしれないというので、少し私の経験をシェアしたいと思います
まず、オンラインということでネット環境が整わないといけないのですが、朝の9時ごろはそのネットが何度かブツブツ切れたり、サイトがダウンします。
また、先生が貼ったリンクが開かなかったりなど、技術的な不具合の調整をするのも10時ぐらいまで割と頻繁にあります。
せっかくやる気になっていたのに、中断されると子供の集中力は途切れます。それは本当に可哀そうなこと。
ならば親はどうすればいいのか、、、。
1.
全て1時間ずらす。
学校がある日は7時半に起きていた娘を8時半に起こす
オンライン学習も10時ごろやっとパソコン前に座る。上記の理由で9時にオンライン学習を始めない。
普段学校があるのと同じ時間帯で生活をすることが推奨されていますが、うちはそれに従っていません。朝は起きるのが遅いので夜寝るのも遅いです。
子どもの集中力は古い思いパソコンと一緒。立ち上がるまでに時間がかかりますが、切れるのは一瞬。
ネットなどのテクニカルな部分で集中力が切れないようにすのは大切です。
2.
前日に内容を確認し、プリントアウトを済ませておく
動画を見てから内容をまとめるとか感想を書くとかで、ファイルが添付してある場合は子供が動画を見る前にプリントアウトします。
動画が終わってからプリントだと、プリンターの不具合とか、紙が入っていないとかのトラブルが起きた場合、子供の集中力はあっという間に切れます。
3.
前日に内容を確認し、大方のスケジュールを決める
娘の担任の先生は
リーディング
ライティング
算数
理科
の4教科を必ず出します。
リーディング、ライティングが共に苦手な娘には、この二つを午前と午後に分けます。
算数は単純な計算問題や、ゲームであることが多いので、息抜きの時間帯に。
理科は週初めに新しい分野をやり、1週間かけてその単元を習うので、週の後半は前半と比べると割と短時間に済ませることができます。
こういう先生の出題の仕方とかクセが分かるようになったのは、オンライン学習3週目あたりからでした。
4.
消しゴムは2つ、鉛筆は削っておく(オンライン学習が終わったら文房具をリセット)
鉛筆は娘が前日に削ります。
5本ぐらい用意しておきます。すぐに取り掛かれるように準備しておきます。
始めのころは親も先生も要領が分からず、初日は私も疲れ果てて家事が一切できませんでした。
慣れてくれば少し楽になりますが、小1では親のサポートなしでは絶対に出来ないといっても過言ではありません。家庭によって差が出てしまうので、あまりいいシステムではないのだけれど非常事態ですから、今出来ることを出来る範囲でやる、しかないですよね。
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