マスク2枚を欲しいと思う人がここにいます | 毎日読み聞かせ in アメリカ

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アメリカ永住組。ひとり娘(2013年生まれ)の日本語はどうする?とりあえず毎晩読み聞かせをやってます。子育てをするなかで驚いたことや気づいたこと、アメリカの公立学校のこともつづっていきます。

今朝のネットニュースを見たら、芸能人の多くが

 

マスク2枚なんて、、、いらない

マスク2枚なんて、、、自分で作れるし

マスク2枚なんて、、、馬鹿にしているの

マスク2枚なんて、、、政府は大丈夫ですか

 

と批判的な意見が多かったのですが、実はこの2枚を待ち遠しく思っている人もいるということも同時に伝えてほしいなと思いました。

 

一人は私の友人。

家に幼稚園に通う子供がいて、休園のため一日中お世話に明け暮れていると同時に家事もしないといけない。

手作りマスクの材料を買う時間も惜しいし、材料があっても作る時間も持てない。

 

もう一人は私の親戚。

マスクをしないで出かけると、じろじろ見られるのでマスクをするけど、在庫が乏しくなってきたから、繰り返し使えるマスクが家に届くのはありがたい。若い人みたいに手作りは出来ないからね。

 

二人とも車の運転もするし、経済的に困っていないし、決して弱者ではありません。

そんな普通の人がマスクを欲しいと思っています。

 

マスク2枚なんていらないっていう芸能人の人は、家に小さい子供がいないとか、手作りマスクをSNSにあげて収入を得られるとか、なぜか大量のマスクを独自ルートで得ているとか、そういう人。

 

そんなことはないと思いますが、

マスク2枚なんていらないって影響力のある芸能人が大声でいうと、政府はそれを国民の声と受け止めて止めてしまうかもしれない。

 

確かに本当にいらないっていう人もいます。でも欲しい人だっている。

5000万世帯に一つずつ、マスク要りますか?と確認してから必要な人にだけ送る作業と

いっせいに送ってしまう作業とどちらが安く済むのでしょうか?

要らないっていう人は、黙って受け取ってから欲しいという人に渡すというつながりがあったらいいのにと思いました。

 

もし政府が本当に、マスク2枚配給してすべての対策は終了と考えているのなら、たったの2枚をなぜ?と心配になりますが、同時にほかのこと(人工呼吸器とか、医療用マスクとか消毒液のこととか)もやっていると思います。

 

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