音読する、という宿題 | 毎日読み聞かせ in アメリカ

毎日読み聞かせ in アメリカ

アメリカ永住組。ひとり娘(2013年生まれ)の日本語はどうする?とりあえず毎晩読み聞かせをやってます。子育てをするなかで驚いたことや気づいたこと、アメリカの公立学校のこともつづっていきます。

小1なのに、小学校2年目の我が家の娘。

留年ではなく、アメリカの小学校のほとんどは小1の下のキンダーから小学校に通うので、ファーストグレイドは小学校2年目、ということです。ややこしい、、、

 

小1になったからなのか、たまたま担任の先生がそうなのか、宿題が多い多い。

アメリカの学校は日本に比べて宿題が少ないというのは昔の話なんでしょうか?

毎日学校から2冊以上の本を持って帰ってきます。まだ小1なので、うすくて大きな文字で書いてある絵本ですが、それでも毎日2冊は自分で音読して、それができたら親にサインをもらうのです。自分で音読といえど、読めない単語もいっぱいあるので、親もつきっきり。毎日30分はかかる量です。すぐに取り組まずだらだらしているから、というのもあるけど、読書以外にも算数と英語のプリント宿題やオンラインの自習教材などもあり、娘はスクールバスで4時過ぎに家に帰って来るので、宿題をすると今後も習い事なんて出来なさそうです。

 

娘も大変だけど、親も大変です。

このことをご近所の元小学校先生に愚痴ったら、その方いわく、

 

国がNo Kids Left Behind Lawを採用してから、以前に比べ学校も全ての子供の学力向上に力を入れるようになった、とのことでした。学習スタンダードが設定され、それを達成しないと学校が厳しく罰せられるそうです。

学力向上の基礎は読書すること、ということなので、必然的に宿題が多くなったということなんですね。