渋谷のスクランブル交差点を見に行く。
コロナのせいか、人が少ないなぁと思った。
恵比寿にいいブリュ―リーがあると聞いたことあるなぁ、とつぶやくと、IPA大好き、フーディのアイラが目を輝かせてそこに行こう!と言う。
時差ボケがやってくる時間帯でホテルに帰りたかったが、そんなときこそ起きていないといけないんだ!と熱く説得されていくことになった。
ビールの種類がすごく多い。
番号とグラスの大きさを決めて注文するのだが、アイラのサーバーさんへの質問が多い多い、そして決められない。
そのせいなんでしょう、サーバーさんは始めから無愛想ではあったが、さらに愛想がなくなっている。
みんなで、‘’彼女は今日でここ辞めるんだろうね。でも、仕事は正確だし持ってきてくれるのが早いよね‘’と話していた。
そのうちサーバーさんが戻ってきて、‘’19、6‘’とだけ言ってビールを置いて、もう背中を見せていたので、引き留めてどっちがどっちかを聞いたら、‘’19、6‘’とだけもう一度言って、さっさと行ってしまった。
ちょっと呆気に取られていた私たちだが、‘’すぐに注文したものを持ってきてくれるし、気持ちいいほどサバサバしていい!‘’とみんなすっかり彼女の虜になった。
とくにキーthは帰りにチップを渡したほどだ。
そういえばアイラが、今まで吞んできたIPAを整理しているアプリを見せてくれた。
それはどの土地のIPAで、苦味、すっきり度やフルーティー度、色、価格などなどを記録しておけるものなのだ。
愛好家っていうのはそうでないと。
みんなけっこう呑んで、ホテルに戻る途中、夜ごはんをどこにしようかという話をしている。
ええ、お腹たぷんたぷんだよ、と思ったが、フーディ・アイラが目星をつけているところの写真がおいしそうなので、参加することにした。
まずは、ホテルに戻り、少し休憩して落ち合うことになった。