長男は通信制高校3年生。

まさかの進路も決まり、残りの単位取得に向けて一応テストやらを受けているようです。





アスペルガー&ADHD&起立性調整障がいの長男。

小さい頃から癇癪が酷くて、小学校では机を投げたり、中学校では窓ガラスを割ったりと、あげるとキリがないくらいガーンのトラブルがありました。

高校生になり、年齢が上がるにつれ癇癪は減ってはきたものの、家の壁は穴だらけでタラー

物を投げまくっての癇癪はありました。

学校では暴れていないようです魂よかった



高校生になってからの癇癪は、もう私では抑えられませんでした。

裸足で外に飛び出して大声で叫ぶ姿を見て、弟たちも怖がり、長男と距離をとっていました。



もう私も限界絶望絶望絶望鬱が再発してしまう絶望となり、長男は別居中の夫の家で生活するようになりました。



通信制高校なので、毎日登校しないことや自宅からの方が学校へは近いということで、登校日だけ自宅に戻り、登校してそのまま夫の家に戻るという生活リズムになりました。









物理的な距離をとれたことで、私や弟たちの日常が安定していきました。

しかし、長男の帰宅日が近づくと動悸がすることも多かったですもやもや



帰宅時にはとにかく癇癪を起こさせない、ということだけを考えていました。


話しかけると怒るので、長男から話しかけられたことのみに答えるようにしていました。




夫の家で暮らすようになった始めのころは、長男に気を使って、不機嫌にさせないように、好きなインスタント食品を揃えていたりもしました。

とにかく癇癪を起こさせない。これしか頭にありませんでした。




それから1年ほどたつと、長男の方も距離を保てるようになっていきました。

アレが食べたいから買っといて、と私に頼むことも増えたように思います。

私も、1年の間長男が癇癪を起こさなかったこともあってか動悸は減っていきました。

2人きりの空間はまだ耐えらませんでしたがタラー


それでも、弟たちと交えて一緒に外食ができるようになっていきました。


気を使って準備していたインスタント食品も、長男が好きだから食べさせてあげよう、という気持ちで準備するようになりました。






それからさらに1年がたち、3年生になった長男。

学校から帰宅後に自宅で何泊かしてから、夫の家に戻ることが増えました。

自宅でも夫の家でも癇癪なく過ごせています。


長男は、集団の中で暮らすのは自分もしんどいことにやっと気付いたのか、宿泊したあとは嫌がることなく夫の家に戻って行っていました。



1日1回は私と会話もするように。

何が食べたい?とか

レポートしてる?とかを私が一方的に聞き、答えはうん、別に、うるさいくらいで話しは広がりませんが笑


自宅での生活は昼夜逆転で、真っ暗な部屋で引きこもっています。

昼間に弟の声がすると、以前は怒鳴っていましたが最近では慣れたのか?リアクションもなくなりました。



ようやく長男が家の中にいることによる動悸や眩暈がほとんどなくなりました。






物理的な距離をとったこの数年間。

ようやく最近になり、私の心が乱れることなく長男と話しができるようになりました。



小学校の卒業時には、2人で卒業旅行に行ったので、高校でも卒業旅行に行く?と聞いたら、

行くと答えた長男ハッ


個人的には、さすがに2人で行くのはなぁガーンと思っているのですが。。。

弟たちも声をかけてみる予定ですが、高校卒業旅行行けたら良いなぁと思っていますグッ






癇癪持ちの長男との親子関係の構築は、とても大変です。

小学生まではとても順調でしたが、何かひとついき違いが生じると、ドミノのようにバタバタ倒れてしまい、元に戻すことは私にはできませんでした。

慎重に積み重ねた時間も、崩れるのはあっという間ですショボーンショボーンショボーン



長男のこだわりだったり、決めつけだったり、特性からくる様々な思考を理解して接してきたつもりでしたが、もう少しこうなって欲しいという私のエゴが長男に伝わったんだと思います。







またここから何年か掛けて、長男との関係を築いていかないといけないなぁと感じています。

ようやくスタートにたつ見通しがついた気がします。



幼い頃からの長男との日々は、一体なんの修行だろううずまきと自分の人生を悲観したこともありましたし、神様を恨んだこともありましたw



でもこれは私の人生で、私が決めていく。

主語は長男、ではなく私。

修行でもなければ、罰でもない。

私が関わりたいから長男と関わる。もう一度関係を築く。



と、今はそんな思いを持っています。

いつ弱気になるか分かりませんがガーン




長男の高校卒業を前に私の思いを記録し、進学後の関係に向けて歩み始めます。