長男との距離を保つこと①

通信制高校３年生長男は

ASD、ADHD、OD診断済みです。

小さい頃から自己コントロールができませんでした。キレやすく、手が出やすかったです

子育てセンターといった場所では、センターに来ている他のお子さんが遊んでいた積み木をとったり、逆に絵本を取られて相手の子を押し倒したり

他の子といると、トラブルになるので、長男と2人、誰もいない公園を転々としていました。

小学校では、机を投げて暴れたり、クラスメイトとのトラブルも多かったです。

受験して通うことになった私立中学校でも、やはりトラブルを起こし、全寮制中学へ転校しました。不登校や発達凸凹受け入れをうたっている学校でしたが、長男は適応が難しく、親の私には先生からも煙たがられているように感じていました。結局、卒業式も学校側からNGがでて、出席させてもらえず

通信制高校に入学し、毎日登校することがなくなったこともあってか、学校では落ち着いて過ごせるようになりました。

しかし、家では長男しかわからないキッカケで相変わらず大暴れ

力も強くなり、大型家具も投げるようになり、大声をだしながら暴れるので弟たちも怖がるようになっていました。体も大きいので、私は抱きつくように長男を押さえながら落ち着くのを待つしかなく、次の日は青タンだらけでした。

小さい頃からの様子をサラッと書こうと思ったのですが、今思い返しても色々なことがあったな、、、と複雑な感情が込み上げてきます

色々あった長男なので、その度に相手の子や親御さん、先生に頭を下げ、何度言っても同じことを繰り返す長男に怒りを感じ、それでもやはり愛する我が子なので長男を思うと可哀想で辛くなり、を何年も繰り返すことになりました。

私も仕事と子育てでギリギリの状態になり、うつ病と診断されるに至りました。

それでも経済的な理由から仕事は続けていましたが、今考えると本当に無理をしていたなぁと思います

（うつと診断された話しには続きがあります通っていたクリニックの医師からの許せない一言があり、怒りが込み上げたことで自分を冷静にみることができ、投薬もクリニックも無くしてやると強く強く誓いましたそれからは自己分析を進めていき、【これ以上は無理】のラインを知り現在は低空飛行で安定する術を身につけました）

その頃は、長男の問題に真正面から向き合い、長男の問題はイコール私の問題と捉えていました。そして、誰にも迷惑をかけてはいけない長男が社会に迷惑をかけたら、それは私のせいだと思っていました。

弟たちに時間をかけず、長男のことで一喜一憂し、全てが長男中心に生活がまわっていました。

長男と私の距離はゼロ状態でした

そのことで余計に辛くなっていってな、と気付くのはまだ少し先になります。