虹ご訪問ありがとうございますニコニコ


長男(中学3年生。アスペルガー症候群&ADHD)
次男(小学6年生。HSC傾向)
三男(小学3年生。チックあり)の
凸凹3兄弟子育て中です。

そんな3兄弟の日常を書き残しています。










緊急事態宣言も解除され、
いよいよ学校再開です。



長男は学校が近づくにつれ、荒れる日々ショボーン






学校が再開する、というストレスから
先日はパニックへとつながってしまいました。





「あんなところ(学校)なんて行くもんか!」
といったところから始まり
学校への暴言、奇声、そして久しぶりに
ソファーを倒しカーペットを剥ぎ
大事にしていた観葉植物まで倒してしまいました。





何がそんなに『地雷』だったのか
分かりませんが、
こんな派手なパニックは久しぶり。





久しぶりの出来事に私もしばしボーゼン、、、あせる







大暴れし、
部屋の隅で息切れしながら座り込む長男。





ま、とにかく片付けよう。




長男を横目にこぼれた土を拾い
掃除機をかけ雑巾で拭いて。
ソファーも戻し、
めくれたついでに、いつも掃除機をかけない
カーペットの裏とかも掃除機かけて(笑



観葉植物は倒れたものの、
土はまだ残っていて
根は無事のよう。
長男自身が大事にしていた観葉植物だったので




「この観葉植物、全部土が出てなくて良かった。
また土を入れてあげたら枯れないと思うよ。」

と伝えました。



長男は無言です。



「これ、小学生のころに
(長男が)選んで買ったもんね。
だから大事にしてたんだよね。

買ったのは帰省していたときの道の駅かな?

あそこのお刺身美味しかったよね。

次男は長男の真似してサボテンを欲しがったんだよね。

あのときに行った博物館もまた行けたらいいねー。」



なんて、購入当時のことを思い出して
独り言のように声に出していました。



あの頃も大変な子育てで。



でも思い出すのは長男の笑顔だったり
3兄弟の仲良くじゃれ合う姿。









観葉植物を片付けながら
思い出すのは楽しいことばかりで。

なんだか。






泣けてきた。













長男は相変わらず無言のままでした。
鼻をかむ涙目の私に気付いて
一瞬「あ」となった表情を
私は見逃さなかったから

私も何も言わなかった。








パニックのときにぶつけた長男の足の指が
赤く腫れていて
「痛い?絆創膏いる?」と聞いてみました。



長男はまだ興奮が冷めていなくて
会話にはならなかったけど



長男のズボンについていた土を払ってあげると
嫌がらずにおとなしかった。

だから、もう大丈夫。


大丈夫だね。








元通りになった部屋。

血圧も脈拍も上がり疲れた顔の長男。

まだ少し涙目の私。




もう、大丈夫照れ

















観葉植物を購入したあの頃。

長男は本当に大変だった。


当時の私は
「報われない子育て」をしている、と
いつも思っていた。

神様は不公平だ、と。





でも、
数年たった今、
それは違っていたと気付いた。



どうやら、きちんと報われていたんだ。






だってあの大変な時期の記憶。
こうして思い出すのは

笑顔

だったから。


泣き顔でも怒った顔でもない。
むしろそんな顔は思い出せないくらい。




今でもしんどいときに
私を支えてくれるのは


3兄弟の笑顔だ。



ほら、十分報われていた。





それを思って
また



泣けてきた。






神様、気付くのが遅くてごめんね。















あの頃の私に今言いたいことば。




それはきっと

未来の私が
今の私に伝えたいことばと

さほど変わらないんだろう。



このことばと3兄弟の笑顔は
未来の私からのギフトだったんだ。








こうして
久しぶりに泣けた長男の大パニックは
私に大切なことを思い出させてくれた。


これからも忘れそうになるたびに
3兄弟は色々な形で思い出させてくれるだろう。



それが
どうかパニック以外でありますようにお願い
と願わずにいられない。