長男の通う学校から電話がありました
「帰ってきてもいいとお母さんも思う。
どうやらうちの長男、
久しぶりに
大暴れ
したらしい。
長男は
アスペルガー症候群、ADHD、起立性調整障害、と診断されています。
私立の中高一貫校に入学したものの、
学校に通えなくなり
現在の全寮制中学に転校しました。
怒りのコントロールができないタイプで、
小さい頃、子育てセンターでも
おもちゃをとられるとお友達に手が出るし、
小学校でも窓を割ったり、机や椅子を蹴ったり。
また、大声で奇声をあげながら
それらのことを行っていたので、
なかなか、、、大変な毎日でした
中学校に入り、
少しずつ落ち着いてはきたものの、
定期的に爆発し、大パニックを起こしていました。
そして今回、本当に久しぶりに
学校でパニックを起こしてしまったようです。
内容としては
先生や本人によると
『朝からずっと調子が悪く、
先輩の一言でキレてしまった。
授業をしていても、そのことが離れなくて
休み時間に机を蹴った。
体育の見学をお願いしに行ったが、
自分の意思を言葉で伝えられず
見学ができず
そこでもキレた。
その後はもう何をしても
「地雷」だらけで
パニックを起こしてしまった。
かなり暴れた。』
といった様子でした。
寮生活のため、金曜に自宅に戻ってくる
スケジュールなのですが、
「今週はもう帰るから
」と
」とどうしても母親（私）に
連絡をして欲しい、ということでした。
久しぶりのパニック、
今週最後まで学校に残るのは無理そう。
だけど、
すぐに帰らせるのもなぁ、と
思いながら長男と電話で話すことに。
実は、以前の長男は
「帰る！」ということすら
相手に伝えられなくて
更に大パニックになっていました。
「今週はもう帰る。来週はちゃんと行ける」と
自分から言えるようになっただけ
成長なんだけど、
最近の様子から
もうひと頑張りできる時期に
きたんじゃないかなぁ？
と感じていた私は
「帰ってきてもいいとお母さんも思う。だけど明日ではなく、明後日にしよう」
と提案。
あと一日帰宅を伸ばして
もう少し自分の中で消化して
ただの『暴れた記憶』ではなくて、
「経験」として今回の件を意味あるものと
位置づけて欲しかった。
もちろん、
すんなりは受け入れられなかった長男だけど、
私と色々話をして、最後は渋々納得
あとは世間話をしてみたり、と
できるだけ長男が切り替えらるよう
離れている環境の中
私のできることを、精一杯やりました笑
そして、電話を切りました。
電話を切った後は、
寮に戻れたのかなぁ。
トラブルのあった先輩と顔を合わせて
大丈夫なのかなぁ。
夜は眠れるかなぁ。
夢でうなされてないかなぁ。
朝は起きれるかなぁ。
などなど
色々な感情が溢れてきた私。
不安や心配はもちろん、
孤独だったり恐怖だったりを感じて
久しぶりの目眩や動機
でも、きっと長男も
同じ気持ちなんだろうな、と思う。
コントロールができなくて
パニックを起こしたけれど
少し冷静になった今は
みんなに顔を合わせにくかったり
血圧も上がって倦怠感があったりして
体も心もしんどくて、不安だと思う。
一人で孤独だと、、、そう感じているに
違いない、、、
お互い【試練の夜】になりそう。
思えば長男が小さい頃は
私一人で迎えていた【試練の夜】
気がつけば今は
二人一緒に迎える【試練の夜】、なんだね。
嬉しいやら悲しいやら笑
いや、嬉しくは無いかぁ笑
反省すべきは反省し
また一歩を踏み出そう。
一緒に乗り越えよう
前進しよう
二人で頑張ろう
きみなら大丈夫
今までもたくさん迎えた【試練の夜】。
この夜を越えて
いつか【希望の朝】が訪れますように、、、