おはようございます
心屋認定講師とも花認定
mamaマスターカウンセラーりえみです
大切なきっかけをいただいた
1人の患者さんとそのご家族との出会い
の続きです
※患者さんの最期を記しています
読むと辛い方もいらっしゃると思います
お気をつけください
数日が経ち
私が夜勤の日
患者さん
最期を迎える時が近くなってきました
ご家族のそばで 最期を迎えられるように
看護師が連絡をするのですが
何年経ってもその連絡のタイミングは
ドキドキするもので…
ましてやこの時 3年目
新米に毛が生えた感じ
患者さんの状態と時計と
ご家族の病院までかかる時間を
頭でぐるぐる考えながら仕事をしていました
そして少し早めに
奥さんへ連絡することにしました
しかし
患者さんの最期が
ご家族が来るよりも 早く来てしまいました
最期 一緒に過ごしてもらえなかった
悔しさと 看護師としての無力さを感じました
はぁ
何やってんねん私…
ほどなくして ご家族が病院へ到着しました
「○○さんごめんなさい
旦那さん さっき最期を迎えられて…
ごめんなさい」
と言って
涙を流してしまいました
すると 奥さんは
私の手をギュッと握ってくれました
「大丈夫
あなたの電話が来る前に
逢いに来てくれたから」
と 微笑んで伝えてくれました
夢の中に 旦那さんが出てきて
夢から覚めたら 私の電話がなったそうです
私 鳥肌が立ちました
そして涙が止まらなかった
奥さん もちろん涙流されていました
けど 旦那さんのいる部屋に
いつも来る時のように 入って行かれました
「おとうさーん 来たよー」
「お疲れさま 一緒に帰ろうねー」
最後まで見送りたかったので
次の夜勤者に 勤務を引き継いで
主治医と 患者さんの話をしながら待ち
朝方見送りました
患者さんの 笑顔の幸せそうな写真
あの顔の患者さんが 家族の中の患者さんだった
患者さんは幸せだった
そして何よりも
家族(奥さん)が 幸せだった
と
私は思えた
本当は分からないけどね
たくさん気持ちを 伝え合ったのかな
いろんな気持ちが 癒えていったのかな
だから
笑顔の最期を 迎えれたのかな
遺影の写真を 笑顔で選ぶなんてね
こんな幸せな最期
あるんだな
こんな気持ちになるのって
やっぱり
家族が
幸せと思えないとなれない
自分を責める気持ちなんて
持って欲しくない
mamaマスで学んで強く思う
凄く大切なことを教えて頂いた
色んな事を考える きっかけをたくさん頂いた
患者さんご家族でした
ありがとうございました
一生忘れません