家族の罪悪感をなくすお手伝いがしたい

 

 

その思いのきっかけとなる

 

 

 

私が看護師3年目に出会った

患者さんとそのご家族(奥さま)のお話を

 

 

 

 

 

 

 

おはようございます!!

心屋認定講師とも花認定

mamaマスターカウンセラーりえみです

 

 

 

 

 

当時  私は脳外科病棟で勤務していました

1つの病棟を3つのチームに分けて看護をしていました

 

 

その時の私は重症チーム

寝たきりの方々の多い

状態の安定しない患者さんのチームでした

 

 

 

 

その中の1人の患者さん

疾患のために

自身の感情がうまく出せなくなっており

表情はいわゆる怒っている顔

痛いなど不快な感情を表出できていました

 

 

その奥さんは毎日

「おとうさーん   来たよー」と

面会に来ては旦那さんに話しかけていました

 

 

 

けど   

医療スタッフとはあまり話さない方

 

 

 

 

私の中では正直

コミュニケーションとり辛いご家族

という印象でした

 

 

 

 

 

 

 

そんな中

その患者さんの状態が悪化し

呼吸器を装着し個室へ

 

スタッフで

患者さんの状態から残り少ない時間を

奥さんとどう過ごしてもらうか

と話し合いました

 

 

 

 

そのためにはまず

奥さんの気持ちを知りたい

 

 

スタッフから

少しずつ話をする時間を増やしていきました

 

 

 

 

 

 

すると

 

奥さんは写真を沢山持ってきてくれるようになりました

 

 

 

 

 

それは

私が見たことのない満面の笑顔で写る

患者さんの写真ばかりでした

 

 

「この人はね、いっつも笑顔で

無愛想な顔してることなかったのよ」

 

 

昔の旦那さんとの思い出を写真とともに

たくさん話してくれました

 

 

 

 

 

 

 

そして奥さんから

「看護師さん、この人の遺影に使う写真を選びたいの」

と言われたんです

 

 

 

 

私も正直ビックリの言葉でした

 

 

 

 

 

だって  患者さんはまだ横にいる…

でも   奥さんはすごく笑顔

 

 

 

 

 

 

あー

 

 

こうやって

 

 

 

奥さんは旦那さんの状態を受け入れたんだ

ここまで言えるまできたんだ

 

 

 

 

 

そう思いました

 

 

 

 

 

 

続く