ゆっくりのテンポで、
あらゆることに気を配りながら
練習するときをつくるんですね。
その曲らしいテンポで演奏する(インテンポ)ときも、ゆっくりのテンポで気を配ってたことを、
ちゃんとやるわけです。
ゆっくりのテンポ(速さ)でやれば、
「自分はこの音どんなふうに奏でたいかな?」
って考えることをたくさんできるんですよ。
自分が納得するまで考えることが出来るんです。
そしたらそれを、
信頼して奏でる。
信頼してなければさ、
その曲らしいテンポで奏でることになるときに、
崩れちゃうんだよね。
ゆっくりのテンポなら出来るけど
速いテンポになると崩れる。
っていうのは、
どっか信頼してなかったり、
なにかひっかかってるコトがあるんだよ。
そのひっかかりをほどいてあげるのは、
自分にしか出来ない作業なの。
他人まかせだとさ、
ムリなんだよね。
自分が納得いってないと。
でね、そうゆうひっかかりをほどいてあげるのは、
ゆっくりのテンポで練習してるときなんだ。
自分が演奏者なんだもん。
演奏するひとがね納得いかなければ、
うそついて演奏してるようなもん。
で、こだわってこだわって
そのいっこいっこの音を大事に並べんのよ。
ゆっくりのテンポでやることって
いろいろあるんです。
それだけこだわろうよってコトで。
まず楽譜に寄り添うんですけど、
そしたら横の流れと縦のラインをそろえていくんですよね。
もちろんピッチもそろえるし、
メロディがつねにどれなのかわかるようにつねにハーモニーとのバランスを考える。
リズムはハッキリしてなきゃなんないから
拍を感じるコトもものすごーく大事だし。
現実世界はね、
音=自分なのだけど、
自分の本音がなんなのか、
ハッキリわかってたほうがいいし、
テンポ=行動だったりするんですが、
そのために行動をどうしたいか、
自分で自分の行動の指揮(拍を感じる)をとるコトが大事なんですよね。
それで、
音って感情がのって音色になるんだけど、
その音色をよーく聴いて今ココで奏でてる音に集中して、堪能しきるんです。
集中するの。
気が散らばっていたら、
自分がどんな音色鳴らしてるかすら
わかんないよ?
音色って感情です。
でね、
どんな音色も探るの。
「ほんとにこの感情の音でいいのか?」
演奏者の自分自身が納得するまで。
そしたらね、心地よい状態で
その音を奏でるわけですよ。
焦ってたり、イライラしてたり、
今ココで奏でる音以外のなにか余計なコト考えたりしてたら
中途半端だったり崩れた音になっちゃうの。
ゆっくりのテンポでやるコトやってから、
その曲らしいテンポで演奏者自身が納得する音楽をするコトが出来る。
ちゃんと、その音のコトを
こだわってかなきゃ。
音=自分だよ。
音楽って素晴らしいね!

