さる10月1日(日)、
昨年に引き続きみんつくゼミナールを開催しました。
今回のイベント名は、「患者の"こえ"で、社会を動かす」。

今回はタイトルにもあるように
「患者の"こえ”」が社会を動かした
事例の紹介と様々な立場の方々とのディスカッションを行いました。

前半は一般社団法人CSRプロジェクト代表理事の
桜井なおみさんにご講演いただき、

後半のディスカッションには、
病気をもつ立場、製薬企業の立場の方々に登壇いただきました。


↑みんつくゼミナールのチラシ

今回のイベントで一番私の中に残ったのは、
「なんで?」をスルーしない こと。

皆さんは、日常生活や仕事において、
「え?なんで?」
「おかしくない?」
と思うことはありませんか?



私は最近立て続けにありました。

その時に
「それはおかしいんじゃないか」
と伝えることって結構勇気が要りますよね。

「しょうがないよね…」
「そういう決まりだし…」

と諦めることもありますし、
恥ずかしいことにその方が多いかも知れませんが、
そこでケンカ腰に責めるのではなく、
率直に丁寧に伝えることで変えられることもあります。

本ゼミナールの登壇者でもあった
ピーペックのメンバーである矢口教介は、
筋ジストロフィーという病気をもち
24時間介助が必要なのですが、
制度では「仕事中には介助派遣を受けられない」という壁がありました。

そこで自身で動き、市議会議員の方等の協力もあって、
今は仕事中も介助派遣を受けながらピーペックで仕事をしています。

まさに「なんで?」から行動し、社会を動かした実例です。
その経緯について彼が取材を受けた記事を以下にご紹介します。

★国会議員だけへの特例で終わらせないで 難病で障害があっても社会の中で生きたい(BuzzFeed News)

みんつくゼミナールの開催報告は
近日中にピーペックのHPに掲載されますので、
ぜひそちらもご覧になってくださいね。