先日、マレーシアのクアラルンプールで開催された
アジア・オセアニア地域11か国の患者団体の方約50名が集まる会議に
出席してきました。交流と学び多きとても有意義な機会となりました。

クアラルンプールにある「プリンスコートメディカルセンター 」という、
大きく綺麗な病院で透析もしてきました。

事前準備としては、メールで透析日時の予約し、
必要な書類のフォーマットを入手して、
日本で通院している透析クリニックから透析条件や検査データ等を
送付するやり取りをして完了です。

現地での透析前にはいつも通り穿刺する約1.5時間前に
穿刺時の痛みを緩和するクリームを塗って、
透析中に飲むジュースも購入し向かいました。

病院に到着するとまず1階の受付で諸々手続きし、
改めて条件等を確認した後、透析をスタート。



針は日本の針とは異なり、いわゆる「トンボ針」と言われるもので、
以前海外で透析をした際と同様でした。

透析時間は日本では5時間なのですが、
マレーシアでは4時間以上は加算となるとのことでしたので
今回は4時間で、血流は日本と同じく350ml/mでやってもらいました。

また、日本ではオンラインHDFをしていますが、
こちらもHDFは加算の対象となるので今回HDFはしていません。

特徴としては、サンドイッチとジュースが出さたことでしょうか。
私はジュースを持参していたので、ホテルに持ち帰っていただきました。

そして、何より寒い!
これは現地のホテルやタクシー等もそうなのですが、
とにかく冷房がガンガン効いていますのでその点注意が必要です。

最後に気になる金額なのですが、約35,000円。
カードで支払いました。

加入している健保組合の海外療養費還付の書類を持参して
透析をした病院で記入してもらい、
帰国後提出すると少し還付されますので下記も参考にしてくださいね。

★旅行について(全腎協)

海外は言葉も違いますしハードルは確かにありますが、
非日常感は当然のことながら国内旅行では得られないものがあります。



じんラボにも多くの海外旅行の体験記がありますので、
ぜひご覧くださいね。

★生き活きナビ(じんラボ)

(2025年6月19日配信 じんラボメルマガ「所長通信」より改変)