過日7/12にTwitterの個人アカウント( @t_shukunobe )で
呟いた言葉に今まででない位の「いいね」をいただきました。

それは下記のツイートです。

「たまに透析が怖くなる。血液が回路からダイアライザを通って
身体に戻る体外循環。ここに今私の血液が流れているという事実。

でもこの感覚も大事なのだと思う。
当たり前のことをしているのではなく、
今私は命を繋いでもらっているという感覚。

麻痺しちゃいけない。そういう意味で慣れてもいけない。」

というものです。

35年間、週3日透析を続けていますが、
仕事が忙しかったり、特に体調も悪くなく、
順調に透析が続けられている時に、

ふと、
「透析をしていることを当たり前のように
慣れ過ぎてしまっていないだろうか?」


と自分を省みることがあるのですが、
その気持ちを呟いたものです。



医療の技術はもちろん、自己負担が少なく
この透析という医療を自分が今行えている
ということで命を繋いでいるという事実は

やはりしっかりその背景も含めて
理解をしておく必要があると思っています。

透析がある生活に自己管理も含めて慣れていく
ことは必要なわけですが、

それと同時に、今透析という医療技術、
医療者によって命を繋いでいること、
その事実に慣れ過ぎてもいけないのではないか、
という思いを今回Twitterに綴りました。

(2022年7月15日配信 じんラボメルマガ「所長通信」より一部改変)