プライド→ブランド | 麺屋・國丸。麺乃國のブログ


皆さまいかがお過ごしでしょうか?水曜日になりました。今週も私、せいが更新します。しつこいですが、あの話題です。

まずは、先週のクイズの答えから。昨シーズンと今シーズンとで花園ラグビー場がどう違うか?という問題でしたが、答えは昨シーズンまでは「近鉄」花園ラグビー場。今シーズンからは「東大阪市」花園ラグビー場。ということで、施設の管理が近鉄から東大阪市に移管されたというのが正解です。


画素は昨シーズンまでの入口。

ワールドカップも予選プールが終わり、いよいよ予選プールを勝ち抜いた強豪国によるトーナメントです。

結果は以下の通りです。
南アフリカ23―19ウェールズ
怪我人続出も強い結束力で勝ち抜いたウェールズだったが南アフリカの底力に屈す。

ニュージーランド62―13フランス
変幻自在の攻撃で圧倒したニュージーランドが因縁の対決を制す。

アルゼンチン43―20アイルランド
今季北半球最強のアイルランドだったが、精神的な支柱とも言うべき選手が怪我で出れず。序盤からアルゼンチンに試合のペースを握られ敗退。

オーストラリア35―34スコットランド
体格で劣るスコットランドがオーストラリアに食らいつく。残り30秒で痛恨の反則。ペナルティーゴールを決められ寸前のところで勝利を逃す。

決勝トーナメントに残った国の国民は自分の国はラグビーの強豪国であるというプライドを持っているでしょうし、代表に選ばれた選手も誇りを持って戦ったでしょう。※ラグビーの代表はその国の国籍がなくてもある条件を満たせばなれます。ここではその事は置いておきましょう。

もちろん、強豪国ではありませんが、予選プールで敗退した国の選手もプライドを持っていたでしょうし、国民も誇りを持っていたでしょう。

両者共にプライドはあります。でも、強豪国というブランドはまだないでしょう。※イングランドを除く。

プライドやブランドて何でしょうね?

私せいが思うのはこれだけは他者に負けないとか自慢できることではないでしょうか?

例えば、ニュージーランドの人にラグビーの話をすれば、その人が仮にラグビーに興味の無い人でも悪い気はしないでしょうし、ブラジルの人にサッカーの話をしても同様でしょう。

伏見工業という学校があります。優勝経験もあるラグビーの名門校です。ラグビーの名門校になる前は学校のトイレが破壊されたり、窓ガラスが割られたり荒れた学校だったそうです。

ラグビーが強くなり、強豪と言われる頃にはそういうこともなくなったそうです。伏見工業の生徒にとって「ラグビー」という他校に誇れるもの。そういうのがプライドなんでしょう。

野球の場合も選抜大会で優勝した清峰高校というのがありますが、ここも伏見工業と同様に荒れた学校だったのが、野球が強くなるにつれて、大人しくなってきたらしいです。

何かひとつでも他者に対して負けないもの。又は負けたくないもの。それがプライドであり、そういうプライドを持って仕事をし、他者の味噌ラーメンには決して負けないものを提供し続けていくと、いつしか、お客様から味噌ラーメンといえば、國丸、麺乃國と言われるようになり、それがブランドとして確立し、100年続くようになっていくのでしょうね。


つまり、他者に負けないと思う気持ちがプライドで、それを持ち続け、具現化され、他者に認められたものがブランドなんでしょう。



自分はプライドを持って仕事をしているのだろうか?負けない、負けたくない。そう思ってやっているのだろうか?

そう思えない限り、ブランドの確立はあり得ない。道は果てしなく遠い・・・