2024年2月9日 11回目の月命日 | SEIMEI

SEIMEI

自死遺族になりました。
2023年3月 19歳の長男が自ら命を絶ってしまいました。命って何だろう・・・日々動物たちの生命と向かい合うブリーダーです。

ご無沙汰しています。

少しずつですが闇落ちからヒカリの方へ向かい合える時間が増えてきています。

そんな中で今日は息子の11回目の月命日。

今のところ穏やかな気持ちです。


今回の闇落ち中は色々な事が動き出したり

思考の変化があったり

落ちていながらも変化のある期間でした。

驚いたのは

亡くなった方に向けて・・・と感じる曲や

息子に関する思い入れがある歌を口ずさむと涙が出てくる様になった事。

ただ静かに涙が溢れて頬を伝います。


単にまだまだ闇落ちしているからなのかもしれませんが。



思考については

嫌な事はハッキリ伝える様になってきました。


パパは優しいけれど、言葉や感情をその時の自分の不快感をそのまんま人にぶつけてくる時があります。そして私は人のそういう面を黙って受け止めてしまうタイプでした。


それをやめました。


先日もパパが感情に任せて言葉を投げつけてきたので、淡々と言い返しました。

これってパパのお義母さんの八つ当たりと同じじゃないの??

普通の言い方で済む事じゃないの?

ママは別にその事でパパを責めてないよね?

パニクってそういう言い方になったのかもだけど、言われる方は気分悪いよ???

と。


すっかり黙り込んでしまったので、私の反論を受けてパパがどう感じたのかはわかりませんが。



些細な日常の一コマなのですが

そういう小さい我慢はしなくていい事にする。

そんな風に思える様になりました。




ハル、母はあなたがいた頃にそれに気付けていたら良かったなと思う。そしたらあなたの気持ちにももう少し寄り添えたのかもしれないね。

それとも

大切なあなたを失ったから気付けたのかな。

今だから受け取れるあなたからの贈り物は

もしかしたらこの先もたくさんあるのかもしれないね。

ちゃんと母はその贈り物に気付けるかな??

あなたが残してくれた贈り物をひとつひとつ受け取って、いつか笑顔であなたに逢えるまで・・・

母はのんびり歩いていこうと思うよ。