写真は、瑞鳳殿がある経ヶ峰のの美林から飛散される花粉の様子です。(3月14日撮影)
これを見ただけでクシャミがでそうな人も多いでしょうね。
私もその1人です。


クシャミのイメージ写真
東京で1人暮らしを始めたのは、杉並区立若杉小学校のチャイムが聞こえてくる所でした。
翌年、鼻はかみ過ぎて真っ赤にタダれ、眼はこすり過ぎて腫れ上がりました。

あわてて駆け込んだ、教会通り商店街のクリニックで、当時まだ珍しいスギの花粉症だと診断されました。


田んぼに囲まれた農村育ちなので、杉並若杉スギの付く所に住んだせい(笑)というよりも、私の体質と、大陸からも飛んでくるスギ花粉、乾燥した気候、自動車の排気ガスなどの都会生活が原因でした。

以来50数年、花粉症仲間が増えるとともに良い薬が開発されてきました。

鼻セ○ブなどのティッシュペーパーを、箱ごと持ち運ばなければならない生活からようやく解放されたのです。


しかしクシャミはかなり改善されたものの、今でも外にでると鼻水が落ちてきます。

やっぱり早く過ぎてくれないかなぁこの季節。

3月15日、東北農政局が主催する「食べて応援しよう!in仙台」へ行ってきました。
宮城・岩手・福島の名物を食べたり飲んだして、復興を応援しようというイベントです。

冬に戻ったような寒さの中、アツアツの蒸し物やホッカホカの飲み物などを手に、思い思いの場所で楽しんでいました。


ひときわ目を引いたのは、搾乳(さくにゅう)体験のブースです。


お嬢ちゃんが実物大の乳牛の模型で、一生懸命牛乳搾りの体験をしていて可愛かったぁ。

私の生家でも乳牛を数頭飼っていたので、酪農家の皆さんのご苦労は少しはわかります。
震災後の福島での惨事を思うと胸がつぶれます。

だから、我が家で買うのは東北産の乳製品。
ガンバロー東北!
ずっと応援します。

IKEA DIY

テーマ:

本国のスエーデンではイーケア、北米ではアイケア、日本ではイケアと呼ばれる大規模家具店が太白区長町にあります。


新たな生活の準備でしょう、新年度を目前にした3月はウイークディでも賑わっていました。

持ち帰りの家具(セルフ組立が多い)やカーペットなどは、1Fの倉庫のようなストックヤードから自分でレジに運びます。


カーテンや台所用品、雑貨などは、カートや店内専用袋に入れて自分でレジに運びます。


この北欧風家具で全国的に人気の店は、関東より北ではここだけ。
東北を中心にした県外ナンバーが、駐車場にたくさん並んでいました。


レストランもあるので、若い家族連れはレジャー感覚で楽しんでいるようです。

(私たちもでした笑)

だだっ広い店内を一周するだけで4000歩。
ショッピングとランチと運動と、一石三鳥の日になりました。

私の3.11



写真は、仙台市立荒浜小学校(現在は震災遺構.2025.3.8撮影)から望む太平洋です。
青い海原と白い船が見えます。
のんびりした風景ですが、
14年前の3月11日に地震が発生してから約70分後、静かに海が盛り上がり、もの凄い勢いで津波が押し寄せ、

校舎にぶち当たり、ベランダや窓を破壊し、



2階まで水が上がったそうです。

屋上に避難していた児童と住民320人は寒さをしのぐために、3階の廊下や教室で救助を待っていたことを知りました。

奥に見えるテントはトイレ。卒業式に準備していた紅白の幕などを敷いて寒さを凌いだそうです。
地震発生から27時間後、全員無事に避難できました。

私が当時住んでいた県も停電しました。
深夜、信号も街灯も消えた街で、星の明かりを頼りに家に戻ることができました。
冴え冴えとした夜空に光っているものは、地上に戻れなかった何万もの人たちの命の光だったかもしれません。

時々思い出します。

春は駆け足で

仙台はポカポカ陽気が数日続き、ベランダで越冬させたゼラニュウムのつぼみが開きました。
葉っぱにも勢いが感じられます。


そうかと思うと、顔が痛くなるような真冬並みの寒さに逆戻り。


3月5日午前4時30分頃撮影


けれども、近所の垣根のベニカナメ(カナメモチ)をよく見ると新芽が出ています。



マンション入り口にあり、秋に剪定された庭木(名前を思い出せません)にも小さな赤い芽が出ています。

瑞鳳殿がある山は、膨らんできているような感じです。
木々が芽吹き始めているのでしょう。


杜の都の春は、回り道しながら駆け足でやってきます。