東二番丁通り(勾当台通り)のベンチに座っていると、目の前のバス停から降りてくる人やバス待ちの人が、私と同じように木陰のベンチを利用していることがわかりました。
メットライフ仙台本町ビル
反対側のバス停にも、車道とビルの間に植え込みやベンチがあるようです。
仙台第一生命タワービルディング
植栽に囲まれたベンチで、ゆっくり昼ごはんを食べている人もいました。
ビルの敷地なのに通行中の人でも自由に利用できる場所が、仙台の中心部には結構あります。
調べてみると、「公開空地(こうかいくうち)」という建築基準法で定められた場所でした。
これを設けると容積率や各種の高さ制限が緩和されるそう。
市民サイドからみると街に開放感をもたらし、ビルやマンションの所有者サイドには容積率などのメリットがあるようです。
愛宕上杉通りのドコモ東北ビル
上の写真の公開空地は、鎮守の森のように整備されています。
この公開空地はライトアップされ、街にしっとり感を与えてくれます。