晴天の日、友人夫婦と連れだって、仙台空港のある岩沼市の竹駒(たけこま)神社に行ってきました。


稲荷神社は全国に3万社以上もあるそうですが、竹駒神社のHPには「古来より日本三稲荷のひとつに数えられており、極めて霊験あらたかな神社」とあります。


稲荷神社だけに、門を入ったところにあるのは狛狐(神使の像なので、犬でなくても縁起が良い動物ならOKなんだとか)
よく見てみると、台座に小さくてかわいい白い狐の置物が並んでいます。



稲荷は、「稲成り」や「稲を荷なう」などの意味が由来といわれており、ご利益は「五穀豊穣」が中心だと思っていました。
けれど、境内には江戸時代以降、北野神社、秋葉神社、出雲神社、総社宮、八幡神社、愛宕神社の6社それぞれの神様を信仰する人々のため、境内社が建立されています。

どうりで合格祈願の絵馬(?)が奉納されている訳だ。

社殿の奥に奥宮(おくのみや)がありました。荘厳でとても雰囲気が良い場所です。


古くからこの地は賓窟山(そうくつざん)と称され、松尾芭蕉も立ち寄ったそうです。

パワースポットと言われる訳がわかったような気がしました。

ところで竹駒という名称は、この地方一体の名称である阿武隈(あぶくま)の「阿」がとれて武隈になり、「たけくま」と呼ばれ、さらに訛ってたけこま(竹駒)になったという、複雑な生い立ちを持つようです。
それもなかなか面白いですね。