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引き篭りの世界旅行記

26歳にして引き篭りの男「双海龍馬」は日々平凡な毎日を送っていた。流石にこんな生活は飽きたと思ったので「世界旅行券プレゼント」に応募したとこ、なんと見事当選。無事に飛行機に乗り、ガイドの指示に従い観光していると、自分だけ見知らぬ場所に…。

カチカチキーボードを打つ俺は完璧引き篭りだ。
食料は近くにコンビニがあるのに、関わらず必ずネットで注文する。そして必ず裕貴が来る。
「なんだこれは…。」
一番の親友裕貴が毎朝眠いのに自分の家に宅配物を運んでくる。そして俺は引き篭り、パソコンをいじくっている。
「どう考えてもおかしい。」
こんな独り言を呟きながら、さきほど送られてきた箱を開く。
中には食べ物が沢山入っている。
ちょっと待て。なんで引き篭りが沢山の食料を手に入れられるのか不思議に思うかもしれない。
うん!もちろん親の金だよ!
俺は最低だ…。最低とわかっているのに親に頼んでしまう。
ホントになんなんだろう。
中にはサンドイッチやランチパックなどパンが多い。
ちなみにピーナッツ味が大好きだ。
そして問題は箱の中に大量に入った広告。
俺が一番嫌いなものそれは恋愛と広告だった。
正直、広告はウザったくてしょーがない。
そんな俺は広告を星の速さでゴミ箱へ投げ捨てる。
毎日のように投げるため、3m離れた所からでも広告を丸めたのをスポっと捨てることができるようになったのだ。
こんな特技を身につけたとこでなんの意味もない。
そんなことを考えているとお腹が鳴った。
「よし。食うか。」
食いながらパソコンをするのは日常だ。
親に食べながら別のことをするなと言われ続けられていたが、一人暮らしになった瞬間そんな掟は破られた。
そんな自由に暮らす俺だった。