[見所]
アガサ・クリスティの傑作推理小説の2度目の劇場映画化。
ポアロ役はケネス・ブラナーで、ジョニー・デップ、ペネロペ・クルス、ウィレム・デフォー、ジュディ・デンチ、ミシェル・ファイファーなど超豪華キャスト。
原題:Murder on the Orient Express (2017) 米国版4K UHD BD(日本語音声・字幕あり)
アメリカ・マルタ映画 117分(アメリカ劇場公開:2017.11.10)
邦題:オリエント急行殺人事件(日本劇場公開:2017.12.8)
ジャンル:犯罪、ドラマ、ミステリー
監督:ケネス・ブラナー
脚本:マイケル・グリーン
原作:アガサ・クリスティ 「オリエント急行の殺人 Muder on the Orient (1934)」
製作:ケネス・ブラナー,、マーク・ゴードン、ジュディ・ホフランド、サイモン・キンバーグ、マイケル・シェイファー、リドリー・スコット
製作総指揮:マシュー・ジェンキンス、ジェイムズ・プリチャード、アディチャ・スッド、ヒラリー・ストロング
音楽:パトリック・ドイル
撮影:ハリス・ザンバーラウコス
編集:ミック・オーズリー
[出演]
ケネス・ブラナー(エルキュール・ポアロ、ベルギー生まれの名探偵、フランス語が母国語)
ペネロペ・クルス(ピラール・エルトラボドス、宣教師)
ウィレム・デフォー(ゲアハルト・ハードマン、ドイツの大学教授)
ジュディ・デンチ(ドラゴミロフ公爵夫人)
ジョニー・デップ(エドワード・ラチェット、大金持ちだのアメリカ人だが悪党、現在は古物商をしている)
ジョシュ・ギャッド(ラチェットの秘書)
デレク・ジャコビ(エドワード・ヘンリー・マスターマン、ラチェットの執事)
レスリー・オドム・Jr(アーバスノット黒人医師)
ミシェル・ファイファー(キャロライン・ハバート夫人、未亡人)
デイジー・リドリー(メアリ・デブナム、家庭教師)
トム・ベイトマン(ブーク、オリエント急行の経営会社の重役)
オリヴィア・コールマン(ヒルデガルデ・ショミット、ドラゴミロフ公爵夫人のメイド)
ルーシー・ボイントン(エレナ・アンドレニ伯爵夫人)
マーワン・ケンザリ(ピエール・ミシェル、オリエント急行の車掌)
マヌエル・ガルシア=ルルフォ(ピニアミノ・マルケス、自動車のセールスマン)
セルゲイ・ポルーニン(ルドルフ・アンドレニ伯爵)
ミランダ・レーゾン(ソニア・アームストロング、ジョン・アームストロングの姉妹)
[ストーリー]
1930年代のエルサレム、エルキュール・ポアロ(ケネス・ブラナー)は、歴史的遺物盗難事件を鮮やかに解決する。その後、ポアロは船でイスタンブールに向かい、久しぶりの休暇を楽しむ予定だった。
船では家庭教師のメアリー・デブナム(エイジー・リドリー)と若い黒人医師アーバスノット(レスリー・オドナム・Jr)と知り合いになる。イスタンブールでポアロは旧友のブーク(トム・ベイトマン)かれイギリスにすぐ来て欲しいとの電報が届いていることを知らされる。カレー行きのオリエント急行は既に満席だったが、たまたま一人の乗客が乗車せず、ポアロはオリエント急行でイギリスに向かうことになる。
オリエント急行には詐欺で大儲けをした富豪のエドワード・ラチェット(ジョニー・デップ)が乗っていた。彼は恨みを買った誰かから脅迫されており、ポアロに守ってくれるように頼むが、ポアロは素っ気なくその頼みを断る。
真夜中に線路近くの山で雪崩が起こり、豪華列車は雪に乗り上げ、機関車が脱線してしまう。乗客が大騒ぎをしている最中、ラチェットが死体で発見されている。彼は胸を何度も刺されていた。
[感想]
アガサ・クリスティ原作の有名な推理小説の映画化で、1974年にも劇場映画化されている。
エルキュール・ポアロはその立派な口ひげがトレードマークで、寝ている時も髭にカバーをして、髭が崩れないようにしているくらい。
映画自体はほぼ経時的に進行しており、謎解きを楽しむように出来ている。有名俳優がたくさん登場するのだが、登場人物(容疑者)が多すぎる為、一人一人の個性が描き切れていないのが残念。
ジョニー・デップが出演しているが、あっさりと殺されてしまう。
[補足]
劇中では列車はクロアチアのヴィンコヴィッツとブロドの間の高山で雪崩に遭うのだが、実際にはクロアチアは平原で高い山はない。
[お勧め]
クラシック・ミステリー好きなら見ておいて損はない。
日本版映画公式サイト: http://www.foxmovies-jp.com/orient-movie/
[ソフト]
米国版4K UHD BD(日本語メニュー、日本語吹替音声、日本語字幕入り)
音声:英語、日本語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、チェック語。ポーランド語
字幕:日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、チェック語、デンマーク語、オランダ語、フィン語、簡体字中国語、ノルウェー語、ポーランド語、スウェーデン語
日本語メニュー、日本語音声、日本語メニューはメニュー言語が日本語のときのみ選択可能
同梱のBlu-rayには日本語は収録されていないので注意。
日本版DVD、Blu-rayは2018.5.2発売予定
2018.4.4より先行デジタル配信される予定