前回のマイベスト3の続きでございます。

今回は惜しくもトップ3から漏れた作品を

ここから紹介していきたいと思います。

 

 

番外編①

「四畳半神話大系」

(2010:マッドハウス)

 

森見登美彦先生の原作を

湯浅政明監督が見事にアニメ化した作品。

小説原作のアニメ化の難しさは、

ベスト3の「氷菓」の項で述べましたが、

 

 

 

 

このアニメではそれを

人気劇団、

ヨーロッパ企画の上田誠さん

見事に脚本化し、それを巧みな演出で

「魅せた」ところに凄さを感じます。

そして、前述の上田さんによる

「演者泣かせ」の文字量が非常に多い脚本を

見事に演じ切った浅沼晋太郎さんに

圧倒される事間違いなし。

奇天烈な「森見ワールド」を

体験したい方は是非ご覧ください!

 

 

番外編②

「機動戦士ガンダム00」

(2007~2008:サンライズ)

 

ガンダムシリーズで

初めて「西暦」を舞台にした作品。

 

 

 

僕たちが今生きている世界の延長線上を

舞台にしているだけあって

世界観はリアルそのもの。

放送当時は「ガンダムらしくない」と

旧来のガンダムファンから

言われることもありましたが、

 

 

 

 

10年前のアニメとは思えないほどの

作画の美麗さと

圧倒的な「リアル志向」。

さらにはこの当時は

まだ若手であった宮野真守さん

中村悠一さんの出世作となったことも

特筆に値することです。

特に、この直前まで中村さんは

「モブ」役をやっていたのですから、

中村さんを語る上では外せない作品です!

(今作でブレイクしたのち、

翌年には「マクロスF」に出演。

その後の活躍は言わずもがなですwww)

 

 

番外編③

「PSYCHO-PASS 

サイコパス」

(2012:Production I.G)

 

「シビュラシステム」により

「犯罪係数」が測定され、

その運用により治安が保たれている

近未来の日本を舞台に、

シビュラの実働部隊である

公安局刑事課の人々の姿を描くドラマ。

総監督に「踊る大捜査線」シリーズの

本広克行さん

シリーズ構成に「Fateシリーズ」や

「魔法少女まどか☆マギカ」を

手掛けた虚淵玄さん。

キャラクターデザインに

「家庭教師ヒットマンREBORN!」で

知られる天野明先生という

錚々たるスタッフを擁したことで

話題となった作品です。

 

SFアニメの名門、Production I.Gによる

 

 

 

美麗なキャラ作画、

 

 

アクション作画、

 

 

 

グラフィックの質の高さ

さることながら、

「なにをもって正常なのか?」と

非常に考えさせられる重厚なストーリー。

加えて、凛として時雨EGOIST

Nothing's Carved In Stone

3組による世界観によくあった主題歌。

また花澤香菜さん、関智一さん、

野島健児さん、石田彰さん、

櫻井孝宏さんといった

キャスト陣の演技も秀逸。

どっぷりと作品の世界観に

酔いしれたい人にはおススメの作品です!

 

 

番外編④

「ジョーカー・ゲーム」

(2016:Production I.G)

 

柳広司先生による原作小説を

アニメ化した作品。

「第二次世界大戦前の日本」が舞台となり、

各国で暗躍する陸軍のスパイを主人公に、

重厚かつエンターテイメント性に

あふれるストーリー展開

放送当時のアニメファンの心を掴んだ作品。

何よりも僕が感動したのは、

作中に登場する「大戦前」という時代を

舞台にする上での設定考証の緻密さ。

 

 

戦前の日本占領期の上海租界や、

 

 

 

南満州鉄道の特急「あじあ号」など、

(画像はパソナ型蒸気機関車)

その再現度の高さには驚嘆しました。

(日本史好きというのも相まって、

こういうところには弱いのですwww) 

ディテールの細かさ、

エンターテイメント性の高さでは

右に出る作品がないと個人的には思います。

 

 

番外編⑤

「デュラララ!!」

(2010~2016:

ブレインズ・ベース→朱夏)

 

成田良悟先生による

大ヒットライトノベルをアニメ化した作品。

「池袋」という特定かつ

現実に存在する場所を舞台に

繰り広げられる「非日常」な出来事を

大胆かつ斬新な演出で描いた傑作です。

 

※例を挙げますと・・・

 

(池袋駅 東口)

 

(東急ハンズ 池袋店)

 

(シネマサンシャイン池袋)

 

 

 

徐々に「非日常」に飲み込まれていく帝人

 

 

「首なしライダー」セルティ、

 

 

 

さらに正臣臨也

 

 

 

静雄ドタチンといった

各キャラの個性も際立っていて、

誰か1人は

「推しキャラ」が生まれることでしょう!

ラノベ原作アニメとしては

異例とも言えるボリュームを誇りますが、

一気見をすれば

ハマること間違いなしと

自信を持ってオススメします( ̄∀ ̄)

 

さて、いかがだったでしょうか?

まだまだアニメ勉強中の僕ではありますが、

この拙いブログが、皆様の

素敵なアニメライフの

参考になっていただけたら幸いです!

 

では、ここまで付き合っていただきまして

ありがとうございました(≧∇≦)