※今回はBLについてのブログです!

苦手な方はご注意ください(w_-;

予告通りのことをしますよо(ж>▽<)y ☆

 

 

もはや年末の風物詩となりつつある、

「このBLがやばい!」

(画像は昨年の2017年版です)

今年度の投票が9月20日をもって

締め切られ、12月の発売に向けて、

BLファンはそわそわ(笑)

しているわけでありますwww

 

さて、「このBLがやばい!」の

ノミネート対象は

2016年9月21日~2017年9月20日

までの間に

発売された全てのBL作品。

そこで、今回は僕が勝手に選んだ

 

僕的

「このBLがやばい!」2018

トップ5

 

をやってみたいと思います!

 

image

 

まずは第5位、

中村春菊先生の

「世界一初恋」シリーズо(ж>▽<)y ☆

 

僕のBLライフはここから始まった

記念すべき作品。

第1巻の発売からすでに9年を迎えましたが、

7月に発売された12巻では

律っちゃんのイギリス時代のルームメイト、

尚くんが初登場し、

長期シリーズともなって、

さらなる隠し玉が!と

大興奮いたしました(≧∇≦)

そして、少しずつ少しずつ

高野さんへの想いを伝えようとする

律っちゃんの姿がなんともいじらしいwww

もう素直になっちゃえばいいのにー(笑)とは

思いますが、素直になり切れない

ところこそ、

僕は律っちゃんの本質なのかなぁ

思います。

律っちゃんが高野さんとの恋に

(完全に)堕ちるまであと53日。

その日が来るまで、

応援し続けたいと

思いますよо(ж>▽<)y ☆

 

 

第4位は、楔ケリ先生の描く

美麗なオメガバース作品、

「狂い鳴くのは僕の番」

 

この作品で鮮烈なデビューを飾った

楔ケリ先生

オメガバースの世界観において、

「αは支配者」「Ωは被支配者」

というのはお約束のような設定。

しかし、この作品ではΩの烏丸さんが、

自分のΩの身体を武器にαに取り入り、

そして、喰らい、のし上がっていく。

そんな姿を見て、自分のαという性別が

これでもかと嫌になる高羽くんの姿が

印象的。

自分の身体を武器とする強いΩに対し、

トラウマ持ちからコンプレックスを抱くα

配置するというのは、

オメガバース作品では異色。

ふゅーじょんぷろだくとさんの

「オメガバースプロジェクト」の

設定とは異なり、

「男性ではΩしか妊娠ができない」

「Ωからしかαが産まれない」という

強烈なこの作品独自のオメガバース設定も

スパイスとなって、よりこの作品の世界観の

不条理さを追体験できるように

なっています。

逆に、その不条理さから救われるような

ラストは本当に素晴らしかったです!

願わくば、差別のない社会を。

そう思わずにはいられない作品ですね。

 

 

第3位は倉橋トモ先生が紡ぐ、

新しい家族のかたち、

「家族になろうよ」

 

倉橋トモ先生個人的に大ファンで、

今年度に発売された作品は

どれも素晴らしかったのですが、

中でもこの作品がベストでした!

ゲイのカップルの千秋和馬

幼馴染の巴ちゃんの娘、あゆの育児を

任されてしまったことから始まる

笑いあり、涙ありの作品。

男2人が育児に奮闘し、些細なことで

あたふたする姿は笑えますが、

一方で、あゆの同級生の素朴な質問、

「なんでお父さんが2人いるの?」など、

改めてゲイのカップルの肩身の狭さ

感じるシーンもありつつ、

逆にそれを乗り越えていく、

千秋、和馬、あゆの3人家族。

文字通り、「様々な絆の形」

見事に描き切った倉橋トモ先生には

あっぱれと言いたいです!

 

 

第2位は、僕的には

1番のダークホース的な作品、

キタハラリイ先生の

「ジェラテリアスーパーノヴァ

royal vanilla」です。

 

前作から2年の時を経て発売された作品。

出会い系の掲示板でであった、

トモ直樹さん

前作は、

「出会い系で出会った恋が

本物になるのか?」

という、未来日記もびっくりなテーマが

主軸でしたので、

2人のイチャつきぶりを見たい

僕からしてみれば、

「もっと!」という作品だったのですが、

今作は晴れて恋人になった2人による

見てるこちらの方が恥ずかしくなるくらいの

イチャつきぶりを披露してくれています(笑)

出会い系から始まる恋が、

愛へと昇華していく姿を見事に描き切る

キタハラリイ先生の手腕はお見事。

前作から通して読んでみると、

直樹さんのヘアスタイルが、

やや長髪ぎみから短髪になっていたりと、

直接的には描かれてはいないものの、

2人が歩んできた年月を感じさせる

巧みな演出には脱帽です!

特殊な設定があったりとかは全くない、

「普通」のBL作品。

しかし、「普通」というのは

いつのまにか「王道」へと

進化していくのです。

僕的には、この作品にこそ、「BLの王道」

詰め込まれていると思います!

絵も素敵ですし、ハマること間違いなし!

読んでいない方は、前作から通して

読むことをお薦めしたいですね!

 

 

そして、第1位は、

前作からさらにパワーアップした世界観に、

さちも先生のその発想力に脱帽した

新たなるオメガバースのかたち、

「かしこまりました、デスティニー

Answer」

 

前作の下巻のCP、βの宮内さん

αの久藤さんの恋を描く作品。

前作の下巻で愛が通じたと思っていた、と

思っていたのですが、

それから2年の月日を経ても、

まだセフレ以上恋人未満の関係

ずるずると続けていた2人。

それでも久藤さんは、

宮内さんと共にいたいと思い、

プロポーズまでするものの、

宮内さんには冷たくあしらわれます。

(後に、その理由が明かされます)

そんな中、久藤さんの目の前に現れたのは、

ゲノム編集を施され、久藤さんと

「魂の番」になるようにされた

Ωのハジメ。

宮内さんを好きな気持ちは変わらない。

けれども、「魂の番」のハジメに

惹かれてしまう久藤さん。

そんな中で、運命を背負う覚悟を見せ、

定められた運命に抗おうとする

2人の姿は、圧巻の一言です。

そして、宮内さんがなぜ最初に

久藤さんのプロポーズを断ったのか?

という理由。

あとがきで書かれていたのですが、

「オメガバースは男性でも妊娠できる世界、

となると、女性特有の悩みが

男性にも起きるんだという事」

さちも先生は気づいたとのこと。

この発想が本当に素晴らしかったです。

そしてラストエピソードも素晴らしく、

文句の付け所が無い作品。

オメガバースの究極系がここにあります。


いやぁ〜、金が無い割には沢山の良作に

巡り会えたのかなぁ(笑)と思います。

そして、オメガバースが熱かった(笑)

もちろん、このトップ5に選んだ作品以外も

素晴らしい作品でしたよо(ж>▽<)y ☆


ちなみに、編集途中の下書き状態を

BLについて詳しくない僕の友人に

見せたところ、

「中々に深いなぁ」との感想を

頂きました。


前にも書いたかもしれませんが、

BL作品はベッドシーンの多さゆえに

エロばかりが前面に押し出されているような

印象を受けがちかもしれません。

しかしながら、近年は

作者の方の紡ぐ物語の世界観が広がり、

多くの人に共感できるような作品が

増えつつあると個人的には思います。


このブログが新たなBLファンが増えること。

これに繋がれば、一ファンとしては

嬉しい限りです。


そして、皆さんの読者の一助となれば、

幸いですねо(ж>▽<)y ☆


さて、来年度にはどんな作品に出会えるのか?

これにも期待しつつ、また

次の1年を過ごしていきたいと思います!


それでは、また次回の更新まで

お楽しみにо(ж>▽<)y ☆













 

 



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