「黒執事」企画、第3弾!
具体的には、いつロンドンに出てくるのかというと、春先から初夏にかけての社交シーズン。ロンドンでは、日夜、誰かが舞踏会を開いていました。こういった場は、貴族にとっては情報交換の貴重な場。多くの貴族はこれにこぞって参加しました。
みなさん、ありがとうございます!
今回は、「マナーハウス」と「タウンハウス」。
この2つのキーワードに迫っていきたいと思いますo(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪
まず、「マナーハウス」とは何か? 実は「マナー」とは、「荘園」の意味。つまり、「荘園領主の家」が「マナーハウス」というワケです。このマナーハウスは、あくまで「荘園領主の家」。実際、「荘園」という言葉だけでは言い表せないくらいの領地を貴族は持っていたので、貴族が自分の領地に持つ邸宅は「カントリーハウス」と呼ばれる大規模なモノとなっていました。(つまり、「黒執事」作中で「マナーハウス」や「本邸」と呼ばれたモノは「カントリーハウス」というモノです)
で、こちらは、イギリス貴族の生活を描いたヒットドラマ「ダウントン・アビー」のロケ地となった、カーナーヴォン伯爵家の本邸「ハイクレア・カースル」 1842年竣工と、ビクトリア朝時代に造られたということで、「黒執事」の雰囲気をより感じることができるのではないでしょうか。
こちらはデヴォンシャー公爵家の「チャッツワース・ハウス」(1820年代に完成) こんな所で開かれる晩餐会は、さぞかし格調高いでしょうな(^_-)☆
貴族の持つタウンハウスは、普段、自分の領地にある本邸に住む貴族たちが、ロンドン滞在用に建築した別荘のことを指します。
具体的には、いつロンドンに出てくるのかというと、春先から初夏にかけての社交シーズン。ロンドンでは、日夜、誰かが舞踏会を開いていました。こういった場は、貴族にとっては情報交換の貴重な場。多くの貴族はこれにこぞって参加しました。
しかし、第一次世界大戦以後、貴族文化は急速に廃れ、タウンハウスはどんどんと減ってしまいました。残念ですね・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
そう思うと、「黒執事」の世界観は、貴族文化が息づいていた最後の時代だったのかもしれませんね( ̄▽+ ̄*)
さて、いかがだったでしょうか?
また、リクエストがありましたら、やります!
こんな事をやってもらいたい!っていうのがありましたら、コメント欄に書いて頂ければ幸いですо(ж>▽<)y ☆