朝八時、家の外に出ると耳に響いた「ホッケッキョ…」お世辞にも上手とは言えないがうぐいすの初鳴きだった。裏の山で毎年、ウグイスが春をしらせてくれる、はじめはたどたどしいが次第にきれいにながれるようなリズムで「ホーホケキョ」とやわらかくなく。また谷渡りの忙しい鳴き方もなつかしいが、これはまだまだ先のことだろう。
しばらくすると少しうまくなった声に代わる、たぶん親鳥が鳴き方を教えているかもしれないと勝手にきめた。もう近くの畑では麦が緑のじゅうたんのように日増しに濃さを増していく。気温もぐっと上がって、昨日の雨が一気に春を引き寄せたようだ。
昨日ハノイで米朝首脳会談が中途打ち切りになったのも、金委員長の話がまずかったのでトランプ大統領に通じなかったようだ。もうすこしよく練習してから会談に臨んだ方がよかったかもしれない。谷渡りと間違えられるような「ホッケッ、キョ…」と聞きとれたかもしれない…。