数十年ぶりの暖冬異変、桜もあわてて蕾みを出しそうな陽気がつづく。年末年始の独特の身が引き締まるような感じもなく、心がふらつくようで落ちつかない。
人の心が体のどこにあるかは誰も明確に説明できないが、私は心のおきどころが季節がわりするような気がする。
春は何となく胸先に、夏は顔から頭に上がる。秋から冬にかけて背筋を下がって年末年始は腰のあたりに納まるように思う。根拠のない話で恐縮だが、今年はまだ首筋のあたりで
迷っている気がする。寒気と共に背筋を下る心の緊張感が無いからである。
やはり冬は冬らしく寒気に身の引き締まる背筋に心を置きたいと思う。