「真珠湾」(老春日記№249) スペースmassa(84歳。社会福祉士) | スペースmassa

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昭和16年[1941年]128日未明「ニイタカヤマニノボレ」の暗号。

日本海軍機は山本五十六元帥の指揮下、ハワイ真珠湾の米国艦隊を奇襲した。

「トラトラトラ」米艦隊を壊滅した暗号に始まった陸海空軍の太平洋戦争。

中国から東南アジアに侵攻した。シンガポールを昭南港と教えられ興奮した小学校5年の頃を思い出す。学校も家も村もどこも万歳万歳の戦勝祝賀に沸いた。

やがて米国・連合国の反撃でガダルカナル島玉砕はじめ占領地が、津波にのまれるように

奪われ、山本五十六元帥も戦死、戦艦大和や武蔵も撃沈される。

遂に沖縄決戦も日本軍全滅、東京はじめ全国の都市が焦土と化した。

ソ連が参戦し満州・朝鮮・樺太千島も占領される。

昭和20(1945)86日広島へ新型爆弾(原爆)投下続いて長崎にも。

遂に天皇陛下が終戦詔書を発し815日無条件降伏をして終わった。

この玉音放送を、となり寺の住職のラジオで聞いた涙の記憶は今だに消えない。

西洋列国の植民地だった東南アジアは戦後独立国になって今がある。

中国も共産党が政権をとる結果となり、日本は台湾・朝鮮・満州・千島・樺太を失う。

激しい戦争の記憶と戦後の辛い復興の道を振り返ると、太平洋戦争の申し子だったような少年航空兵には一歩手前だった子供時代が幾重にも重なる。

犠牲者の御霊の安らかなることを祈念し、真珠湾攻撃の日を終わる。