喜びもある、驚きもある、満足もある、大きな感動、ちょっとした感動。高齢になると毎日心にとめる感動が少なくなる。体が震えるような、号泣するような、飛び上がる様な感動は滅多に起きなくなる。しかしよく考えるとちょっとした感動は毎日何度も感じているように思う。朝、健康で目覚める、素晴らしい天気である、食事がうまい、TVの映像や新聞記事にも感動する、昼には思わぬ人から便りや電話が来る、庭や路傍の花に気づく、鳥も…。こんなに暮らしの中には感動がある。人間はこのように毎日を感動の中で暮らしているから、意識しにくいのではないか。
風が吹くと空気を感じるように、人も心が動くと喜怒哀楽の感動を意識できるのではないか。毎日一つは、心にとめる感動を持って暮らしたいものである。