燕はもどってこない、

終わりました…

 

ほぼ原作通りの結末だけど、

 

スクランブル交差点の

ラストシーンは

 

複雑な思いを抱いて観続けた視聴者を

 

少し開放し

 

そして再び、

複雑な想いにしてくれました…

 

 

原作の読後とは少し違う感覚があると思う、

とTRADで

吾郎ちゃんが言ってましたねニコニコ

 

 

 

それにしても

ここまで思い入れられる登場人物のいない作品は珍しい

と、SNSでは大騒ぎ。

(結構長く、Xトレンド1位!)

 

 

そうそう。

そうなの。

 

でも、思うんです。

リキ、基、裕子、リリコ、千味子…

みんなみんな、

その人のいやなところって、

ワタシのいやなところなのよね。

全部ワタシの中にある。

 

自分の中のいやなところを

特化して強くした人物…

 

鏡を見てるようで、

ほんと嫌になる知らんぷり

 

さりげに滲みだす嫌な感じ。

俳優の皆さま、お見事でしたビックリマーク

 

 

録画したので

そのうち

もう一度、観たいな。長いけど。

 

 

 

そして、

燕と同じぐらい、

心をぐるぐる乱した「あんのこと」。

 

 

 

辛いシーンが多いので、

もう一度見るかどうか迷ったけれど、

 

行ってきました。

 

 

1回目は

どうしてもストーリーを追うのがメインになるので、

 

今回は、

あん、多々羅、桐野の

表情を中心に…

 

 

何を考えてたんだろう、

本心はどうだったんだろう、

 

そう思って観るのだけれど、

特に多々羅は

やっぱりわからない…

 

彼自身もわかってなかったのかもしれない。

 

 

燕は「小説だから」、と

逃げることができるのだけど、

 

あんは逃げられない。

 

 

例えばコロナのこと。

 

ワタシも必死だった。

 

ムスメは高2で

比較的落ち着いていたから

まだよかった、ハハとしては。

 

でも、仕事は、

今まで経験していないことが次々起きて

毎日新しい決断を求められた。

 

 

ワタシも必死だった。

そして、ワタシ以外の人たちも必死だった。

 

皮肉にも、

その必死という言葉をあざわらうように

あんは死を選んだ…。

 

 

1度目はどよーんと重く、

2度目はもやもや…

 

どっちにしても

答えは遠くにあるかんじ。

 

結論を急がず、

この想いをいだき続けましょう…

 

 

 

映画館近くで見つけた素敵なランチのことは

またのちほど。

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