今日は用事の合間に母を誘って

南大阪・河南町の弘川寺へ

桜を見に行ってきました。


太陽光に当たると憂いも晴れる。

というのは脳科学的にも

認められていることですが

田舎で春の陽気に包まれていると

それを実感します。



願はくは 花の下にて 春死なむ

そのきさらぎの 望月のころ


弘川寺は、平安時代の歌人

西行法師がこの歌の如く

桜の季節に生涯を閉じた地です。


“如月の望月のころ”というは

旧暦でいう2月15日の満月のこと。

お釈迦様が入滅した日。

太陽暦でいうと3月末にあたるそうです。

(まさに今の頃!)



旧暦の2月16日。満月。

西行法師は桜を見つめながら

静かに息を引きとったと

言い伝えられています。


私はこの逸話が昔から好きなのですが

まさにその終焉の地がここ南河内、

地元からそう遠くない場所にあった事は

最近知りました。


弘川寺の境内



山肌に咲くソメイヨシノも綺麗なのですが



周辺を散策すると

紅色が可愛らしい桜?桃?

が目にとまったり、

西行記念館の庭園にある

立派なハクモクレンも圧巻でした。



〜マグノリアの絨毯〜


花びらが春風にヒラヒラ舞う風景にも

癒されます。



ネットに出ていた桜の開花情報が

昨日は五分咲きだったのが

今日はちょうど満開!




ここ数日の暖かさで一気に開花しましたね。

いい時に来ることができました。

近くの「さくら坂」も車で通りましたが

(運転中で写真は撮れなかったけれど)

ちょうど見頃でしたよ♪




KANA