
今回ご紹介したい作品は 映画ではく 先日まで スターチャンネルで放送された (全5話) 海外史上 もっとも注目を浴びた 『チェルノブイリ』 問題作のドラマです
このドラマを作る為 廃炉になったリトアニアの原子力発電所でロケを敢行し、未曾有の事故をリアルに再現し 綿密な取材に基づいて 緊迫の一部始終を書き上げた 衝撃の実録ドラマです
1986年4月26日 午前1時23分45秒 旧ソ連 ウクライナ共和国キエフ市プリピャチにある チェルノブイリ原子力発電所で 爆発事故により火災が起きた
発電所から 連絡を受けた 消防団達は ただの火災だと思い 現場に向かい 決死の消火活動に努めてる しかし 一人 また一人と 嘔吐やめまいで 倒れてしまう
爆発があった1時間後 知らせを受けた チェルノブイリ原子力発電所の ブリュハーノフ所長 フォーミン技師長 が呼ばれ 今の状況確認を 現場で指揮を取っていた
3~4号棟の副技師長のジャトロフから 受けることになるのだが・・・・・・・
しかし ジャトロフ副技師長は現場で 散乱した黒鉛を見る それは 原子炉に使われている 炭素出来ている減速材 それが散乱したということは・・・・しかしながら
その報告の内容は 技術的問題が発生し 非常水タンクに水素が蓄積し 爆発が起き 屋根が燃えたと 決して原子炉ではないと・・・・・・・
その頃 チェルノブイリ原子力発電所の火災見たさに 一番よく見れる 鉄橋には 数多くの見物人が集まっていた 子供たちは 白い灰が暖かい雪のように見えたのだろうか 無邪気にはしゃいでいた・・・ この鉄橋は 今では 『死の橋』と呼ばれている 何故そのような名称がついたかは 察してほしい・・・・・・・
時間は刻刻と過ぎ 人々が起きる時間になり プリピャチの子供たちは 学校へ行き 普通の生活を送っていた・・・・・
その頃 モスクワでは クルチャトフ原子力研究所第一副所長の レガソフ に連絡が入る
電話の相手は 閣僚会議副議長 シチェルビナ エネルギー部門の責任者であった
以降 このドラマは この2人を中心に物語が進んで行く・・・・・・・
果たして それは人為的事故なのか 設計による不備なのか 物語が進むにつれ 真相が明らかになって行く・・・・・
監督は 『ウォーキング・デッド』で 監督を務めた ヨハン・レンク
この作品は ロシア語は使わず 全編英語で作られています
冷戦下の旧ソビエト政府が事態を隠ぺいしようとする中、被害の拡大を少しでも抑えようと必死に戦った英雄たちのドラマです
是非お暇なお時間があるとき 観て頂きたい作品です
2019年現在
事故後に投入された兵士や民間労働者は延べ 86万人とも言われています
そして 5万5千人がすでに亡くなってる
またウクライナ領内だけでも 約350万人もの人々が 被ばくしたと言われています
さらに チェルノブイリ原発の半径30キロ以内は現在でも居住を禁止されている他
各地には【ホットスポット】と呼ばれる
高濃度汚染地域が点在しています
これらの地域周辺では 今なお癌や白血病など 放射線由来と考えられる病気が増加しています
このことから チェルノブイリ原発事故による 被害者は数百万 犠牲者は間接的なものも含めると 数万人に達すると伝えています
今でも消防隊が来ていた火災用防護服は高濃度の放射能が検出されています
そうなると チェルノブイリ原発事故と同じレベル7の 福島原発は今 どうのような
事になってるのだろうか・・・・
チェルノブイリ原発事故と福島原発事故との違いを 小学生でも分かりやすく 説明されている 動画があります
それは 【お腹が痛くなった原発君】という動画です 観た方もいらっしゃるかと思いますが 観てない方は 是非一度 観てください ただ この動画は 2011年に制作されたので 今現在 福島原発がどうのような状態になっているのかは 私自身も悲しかな
わからないままでした 『チェルノブイリ』とういう作品を観て 改めて 今の 福島原発を 勉強したい思います