皆さま こんにちは



先週から老眼鏡が行方不明で




何処を探しても見つからず、

とっても不便な生活を強いられております


ですんでこのブログにも

誤字脱字があるやもしれませぬが、

どーかご容赦くださいませ


、、、


え?


老眼鏡有りでも

結構間違うとんで?ですって


そ、そこはほら

双方大人ゆえサラッと水に流してつかぁーさい


 


よろしく頼もう!


ではと、 


エクスキューズが済んだところで

綴りはゴールデンウイークまで遡ります


こちらは田舎町ですから

男児のいる御家庭の庭先には

5月5日前後、必ずと言って良いほど

鯉のぼりが泳いでおりました



田舎人は見栄っ張りですさかい←だろ?

そりゃもう競うが如く、龍が如く


特に建設業を営むH宅などは

金銀パールプレゼント(古っ!)

といったド派手で、更によう肥えた鯉のぼりで



しかし昨今、

鯉のぼり言うたら減りました


それは少子化減少もあるでしょうし

或いは、男児が居たとしたとしても

鯉のぼりなど勿体無くなーーーい?と

買わなくなってしまったこともあるのでは

ないかと。


そのようなことで

季節の風物詩が廃れていくことに

寂しさがつのる今日この頃、、、


しかしですな

前述したH宅は

気を吐かれておりますわよ


ファットな鯉のぼりも健在


その主であられたご子息も今や40代

10代後半の息子殿を伴い、GW中も

親子暴走族として


パパらパパらとフルスロットルで

県道を爆走なさっていて地元の有名人と

おなりあそばしておいでです


そしてもう一軒、

鯉のぼりを掲げていらしたムサシ君家も

そのムサシ君が、去年亡くなったことで

今年は0となりにけり


あ、 


ムサシ君は

犬だったんですけれどもね、


映画『過去のない男』に出てきた

こんな感じの



散歩の途中でよく

ムサシ君のお背中流させて撫でさせて

もらってたもんで、それも出来なくなって

もう寂しくて、、、


それからそうそう!

筍が届かなくなりました


昔は、朝の四時くらいに


ぴんぽぉぉぉーんん🎵


とチャイムが鳴り

(シカト不可、出るまでチャイムは鳴る)


寝ぼけ眼でドアを開けると

2軒先のおっちゃんが


『ヤッちゃん、採れたての筍

持ってきたったデーー』と


陽が登るまで

起こさず待ってくれるっていう

選択肢はなかったんかーーいっっ!

などとは言えませぬよってに


『おっちゃん、毎年ありがとう』って


このおっちゃんはお酒好きで

自治会の会合にいつも酔っ払ってきて

その都度、うちの夫がおんぶして家まで

送り届けたことに恩を感じてくれてたみたい

なのです


だから堀立ての

筍を持ってきてくれたり

わたしが出産した翌日には実弟より早く

『ヤスミンさんの病室はどこかいな?』と

デッカい声と共に女性の園の産院へ見舞いに

きてくれたりと、


そのおっちゃんももう居ません


スーパーのビニール袋を片手に、

うちの庭に頭を出したつくしを

事後承諾で採っていったおばちゃんたちも、

施設へと入所しました


田植えが済んで

息子さんから水の管理を任された

隣組のおばあちゃん、、、


そのおばあちゃんは

わたしたち夫婦がうちの田んぼへ

向かった際、畦畔で倒れていたことが

ありまして、慌てて駆け寄り声をかけると


『あれまっ、水を見とるうちに

寝てしもうとったがな』とむっくりと

起きてきてねぇ、、、


肝を冷やしましたけれど

彼女も既に鬼籍に入りました


段々と住まう人がいなくなり

加速的に増えた空き家、


いつしか聞こえなくなった

登下校時の子供の声、


売られた田畠では

太陽光発電のパネルが鈍色の光を放ち


これから此処は

どうなってしまうのだろう



我々が老いた時

此処で暮らしていけるのだろうか、、、



なんてことを

ふと思ったりして



ア、アカン

暗なってもうたわ



まぁ踏ん張れるところまで

自力で踏ん張ってはみますけれど



とにかく

年老いても安全に乗れる車を

早期に開発して頂きたいわ



それが

徒歩で行ける距離に

なーんもない場所に暮らすわたしの

切なる願いであります。