Merry Christmas Eve♬
皆さまへの
クリスマスムービーカードを
ご用意いたしました、、、
ので!
お目通しなど頂ければ So happy♡
今日と明日は
クリスマス映画のご紹介です
先ずは
1946年公開のアメリカ映画
『It's A Wonderful life 』(素晴らしき哉、人生)
からまいりましょうか
主人公ジョージの人生は
人を助けるための人生でした
にも関わらず
イマイチ報われず
ツキに見放されてばかりで、、、
それでも
愛する妻と可愛い子供たちを得て
腐らず実直に頑張ってきたのだけれど
仕事のお金を紛失したことで
実はこれも叔父さんのせいなのだけれど
いよいよ己が人生に絶望してしまって
第二次世界大戦が終戦を迎えた1945年の
クリスマスイブに、自殺を図ろうとします
source m.imdb.com
そんなジョージを見て
彼の守護天使であるクラレンスさんが
天から舞い降り←だってクリスマスイブだから
↑リネンのネグリジェ姿がクラレンスさん
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嘆くジョージに
『じゃ、君がいない故郷を見せてあげるぉ?』と
その願いを叶えます←だってクリスマスイブだから
自分がいないバージョンの故郷に
両親は存在せず、妻は未婚のままで、
友人たちもみな荒んだ生活を送っていて
それを見て愕然とするジョージ、、、
『一人でも欠ければ
世界は一変してしまうのだよ』
そうクレランスに諭されたジョージは
元の世界で生き直すことを決意。
だって家族が待っているものーーー
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紛失した資金は街の人や
友人たちからのカンパで工面がつき
ジョージが人のために尽力したことは
間違っていなかったと証明され、めでたしめでたし
この『素晴らしき哉、人生』が
公開から70有余年を経た今でも
クリスマス映画の定番として人々に
愛され続けている理由は
人がどうであれ
自分が信じた道を歩むまで、、、
といったことを
教えてくれるからだと思います
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ジョージ役のジェームズ・スチュワートさんは
素敵なオジ様でした
お次は、
決して死なない男が主役を張る
HO−HO−HOな『ダイハード』(1988年公開)
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ニューヨーク市警の刑事
ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)は
妻ホリーが勤める日系のナカトミ商事のクリパに
招待されます
同時刻、同社に
身代金目的のテロリスト集団が押し入ってきて
ホリーを含む社員たちが人質となるのですが、唯一
テロリストに存在を知られていなかったジョンが
彼らを相手に、孤軍奮闘の活躍するっていうお話です
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どんな名作にだって
ぞんざいなシーンが存在する中
この『ダイハード』には一切それがなく
どこをとっても金太郎飴みたく
隙がないシーンだけだったという
実にエポックメイキングな作品でした
さらには
縦横無尽に張り巡らされた伏線も巧みで
ジョンが裸足だったことも
妻のホリーが旧姓を名乗っていたことも
職場に飾った家族写真を伏せていたことも
おっと忘れちゃいけないパウエル巡査部長も、
全てが
クライマックスへの御膳立てとなっていて
監督もしてやったりだったろうなって
そんなことを連想してしまってました
今作が撮られた1988年頃と言うのんは
日本企業がドンドコ海外進出をしていた時代で
今のC○in○同様かなり反発を食らっていた筈で
しかし今作の舞台となったナカトミ商事の
社長を演じたジェームズ・シゲタさんは、
テロリストの要求に屈しない人物として
好意的に描かれていて
でも結果そのせいで、
命を落としてしまうわけですが
その気骨が日本人としてはとても嬉しかったりしました
(是非日本國の総理になって頂きたかったわ)
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これで大ブレイクを果たしたブルース・ウィリスは
今じゃドラえもんになっちゃってますが 笑笑
家庭を第一としないキャリア重視の妻と
不協和音を鳴らしていたジョンが
お互いが急死に一生を得たことによって
何が大切かを再確認した夫婦の再生物語でも
あったと思います
ホント、何回観ても飽きないから、、、
で、
3作目も何度観ても飽きない作品で
しかもこれを観た人で嫌いって人に
まだ会ったことがないというね
『ラブ・アクチュアリー』(英国・2003年)です
とある年の
クリスマスを挟んで
踊るイギリス独身首相やら
妻(母)を亡くし意気消沈する父子やら
夫が浮気心を発動した熟年夫婦やら
ポルノ映画のスタンドイン俳優やら
再起を図る落ちぶれたロックミュージックやら
役名はMr.ビーンじゃないんだけれど
やってることはまんまMr.ビーンやんって男をはじめ
その他大勢が
あーでもないこーでもないと
わちゃわちゃする群像劇です
しかもハリウッド版群像劇の綺麗事とは違って
モンティパイソン(古っ!)を産んだ英国っぽく
各話とも結構シニカルです(しかもR指定済みだし)
上手くいかなくて足掻いている登場人物たちと
それを覗き見しているような我ら観客との間に
いつしか連帯感が生まれ、応援したくなったり
寄り添いたくなったりして、いつの間にか彼らが
愛おしくなってくるっていう、作品なんです
わたしが特に好きなのは
実の弟に恋人を寝取られたへたれな兄ちゃん
(コリン・ファース)と、彼の家政婦として雇われた
ポルトガル人女性との、恋に発展しそうでしないエピで
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二人の言葉が通じなくて
じれったくなってくるのだけども
へたれな兄ちゃんも最後はちゃんと
決めますから 笑笑
一生懸命は必ず
相手に伝わるのでね
だから
『ラブ・アクチュアリー』を観た後は
ーさっ、もういっちょ頑張りますかー
って
思えるのかも、、、