皆さま
金曜 深夜にこんばんは
今宵は
親愛なるsally popさん企画
あなたの好きなレコジャケにイッチョカミ
つまり、人様の褌を借りて
記事を一本書かせて頂くってワケです
だがしかしファビュラスなレコジャケが
沢山あり過ぎて、どれをセレクトすべきか、
近年ないほど悩みました←他に悩みはないんかいっ!?
でもこう言うのって、
イマドキ直感サバンナ(古っ)ですやん?
だから
パッと浮かんだってことで
わたしの好きなレコジャケは
フリードウッド・マックのアルバム『噂』です
ブリティッシュロックの大御所
フリードウッド・マック
長いことやってらして
メンバーもコロコロ変わってますけども
リアルタイムで聴いたこの5人を推しましょうぞ
リーダーのミック・フリードマック
(画像向かって左端)
ジョン&クリスティン・マクヴィー夫妻
(画像右端の男女)
リンジー・バッキンガム&スティーヴィー・ニックス
カポー(肩組む男女)
レコジャケのモデルは
まだ細っこいミック・フリードウッドと
ヴォーカルのスティーヴィー・ニックス
寓話的なショットですが
注目して頂きたいのはミックの股間の
アメリカンクラッカー(←これも古っ!)の
ような玉ふたつね
当時真面目な女学生だったわたくしは
これが何を示唆するのか解明したくって
ただただ彼の股間を凝視し続けておりました←変鯛さん
まぁ多分にジョークなのでしょうけれど
個人的にはこのレコジャケのように
クールなイメージのあったバンドでした
しかしこの『噂』の収録時
メンバーはそれぞれ泥沼状態にあり
先ずミックは妻を寝取られ離婚
スティーヴィーとリンジー、破局
そして、
ジョン&クリスティン・マクヴィー夫妻も離婚
それなのにアルバム製作で
お互い顔を合わせねばならなかったという
いかんともしがたい状況にあったわけで
しかし逆に、別れたパートナーのことを
考えまいとして曲作りに没頭出来たという、
リンジーとスティーヴィーに至っては
サイアクな関係ながら、ハモれば昔取った杵柄
だったという、
それって災い転じて福をなしたっていう
わけでありましょう
妖精のようなヴィジュアルを裏切るが如くの
スティーヴィーの野太いダミ声と
お顔立ちは典型的英国人女性だけれど
ヒーリング効果抜群の福声を持つクリスティン
男とキレても女同士は至って仲良しで
やっぱオンナは強いわっ!
もう一枚は
わたしは映画が好きなので
サウンドトラックから、『メトロポリス』です
1927年、ドイツで作られた『メトロポリス』は
西暦2026年の←もうすぐだがね
その名も『メトロポリス』が舞台です
摩天楼の上層階に住むブルジョアと
地下に住み、彼らに搾取され続けるプロレタリアート
権力者の息子ブレーダーは
労働者の娘マリアと出会い
労働者たちの過酷な現実を知ります
マリアは同胞を蜂起し
やがてストライキへと発展
それに腹を立てたのがブレーダーのトーチャンで
マリアを誘拐し、彼女そっくりのアンドロイドを作り
果たしてブレーダーはアンドロイドマリアの暴走を
止められるのか?
またブルジョアとプロレタリアートが
手を携えることは、夢物語なのか?
といったお話で、
SF映画黎明期の傑作との評価は
100年近く経った今も変わっておりませぬ
先ず、レコジャケにもなった
アンドロイドマリアの造形がスンバラしいですね
お気づきの方もいらっしゃると思いますが
マリアは『スターウォーズ』のレギュラー
C3POの雛型ですわ
そのくらい後世に影響を及ぼした
『メトロポリス』ファンのひとりで
1984年、当時飛ぶ鳥落とす勢いだった
音楽プロデューサージョルジオ・モルダーが
再編集をしたモルダー版『メトロポリス』を
リリース
わたしも現夫と二人で観に行きました
オリジナルはトーキーで
音源はピアノの強弱というシンプルさ
そこで本職モルダーおじさんは
以前プロデュースしたクイーンのVo.
フレディ・マーキュリーに声を掛け
フレディ初のソロ作品
『Love kills 』の出来上がりぃ ♬
(因みにクイーンは『レディオガガ』のMVでも
『メトロポリス』の映像を使用しております)
力強く、意志強く
画像によくマッチした名曲で
ですからこの曲がいっちゃんインパクトが
ありますが、その他にもボニー・タイラーが歌う
『Here She Comes』は密やかで秘めやかな
マリア像にピッタリな曲です
今回記事にして
レコジャケが良いと
中身も良い場合が多いということを
再認識しました
と言いますか
世の中には才能に溢れた方が
多ございますな
なんの才能もないヤスミン
そこも改めて認識し、我が身が情けなく
なりましたが(●´ω`●)
それでもsallyさん
このたびは楽しい企画を
どうもありがとうございました
※『メトロポリス』の画像は全て
imdbよりお借りしております