皆さま


火曜日の夜にこんばんは




とある夜
夫と出かけた
帰り道でのことでした

この道は家に帰るには
一番の近道ではあるものの
山間道だから、野生動物が出没したりするんです


この夜も案の定、
鹿は出るわ、猪は出るわの
ナイトなサファリパーク状態

でもそれは日常茶飯事ゆえ
我々も慣れたものなんですが(*´ー`*)
突如として目の前に大きさの石が現れたから
ビックリ仰天 (´⊙ω⊙`)

もうちょっとで車で乗り上げちゃうところだったのね


どこから転がり落ちてきたんだろ?
と辺りを見回せば、そこには『落石注意』の看板が。
今まで全く意識したことがなかった←意識して!
この、『落石注意』の看板

でも実際に石、と言うか
岩が転がり落ちていたことで
看板が伊達じゃないんだなって、
認識したわたしたち

とりあえず岩石は
脇に退けときましたが

でも『落石注意』ってさぁ

どうやって注意しろって言うの?

誰かおせーて?


*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・*


んで、そんな夜遅くまで夫婦揃って
どこにお出かけしていたかって話ですが

竹原ピストルさんのライブに参戦しておりました


ここでは初めてカムアウトしますが
実はわたし、ピストルさんのファンでして



聴かせるヴォーカリストでありながら
でも決して押し付けがましくないところが
なんか良いなぁーーと思って

家の中でも、車中でも
♬ アンダーグラウンドからのしあがるぞーーっ♬
と、一緒にシャウトしておりますが
まぁ、老い先短いんだから好きにさせてくださいまし 

ピストルさん、歌い方はアグレッシブですが
MCは飾らずに朴訥として、しかも声ちっちゃ!笑笑

優しいお人柄が伝わってきます

この日のライブには
赤ちゃん連れのお母さんがいて
MCの最中に赤ちゃんが泣き出しちゃったんですね

だものだから、
退席しようとした若いお母さん

その後ろ姿に向かって

『よく泣いて食べて
元気で大きくなりますように』
と静かに声かけをされたのは

竹原ピストルさん、その人でした

観客の皆さんは
このお母さんについて
思うものもあったと思うんですよ

(わたしもありましたし。)

でもピストルさんはライブに
乳幼児の入場を認められたわけで(多分)

そしてあの声かけ、、、

その姿勢にわたしは、
目くじら立てることの
愚かさを教えられた気がして
その場にいた観客の皆さんもきっと
そうだったんでしょう

場を後にするお母さんに向かって
全員が拍手を送っておられました

人の批判ばかりの今の世にあって
この人の、この穏やかさは貴重なんじゃないかなってね




full ver.の音源が少ないのでアレですが
猛々しいイメージがある中、彼のバラードは
意外に洗練されてたりもします



『ひまわりさくまであとすこし』
の歌詞に出てくる


ぼくはもう たべないよ
のまないよ そばにいてね  

を聴くと、
あの子の最期を思い出し
涙が出ます

忘れたふりをしていても
一日たりとも忘れたことなんて 
ないんですよ、わたし、、、

ライブ中に泣くなんて
他のアーティストではないんですけれども
ピストルさんでは結構泣きます



それは、歌うたいとしての
彼の真摯さが伝わってくるからで
いつも『気づかされる』ライブを
本当にありがとうございます

地道に47の都道府県を
廻っていらっしゃるピストルさん

お身体に気をつけて

また、お会いできる日を

楽しみに待っています