こんにちは

      残暑お見舞い申しあげます

   ♪───O(≧∇≦)O────♪

         台風一過のわが地方、
またまた Heat of The night に逆戻り
     昨晩もなかなか寝付かれずー

昔はね、 
夏になるとテレビで
怪談が放送されて涼をとったものだけ
ど今は怪談物、お目にかかりませんね
  
番長皿屋敷」「牡丹灯籠
耳なし芳一
そして「四谷怪談」etc、etc、…
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わたしが一番怖い怪談話
それは、「耳なし芳一
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女の幽霊、それも生前に女性蔑視の
犠牲となった女の幽霊が多い中
「耳なし芳一」の主役は男。
もし女を泣かせるチャラい奴なら
同情などせんが
芳一君は真面目な琵琶法師、
そして腕の良さゆえ怨霊に
取り憑かれる。
これは、真人間が理不尽な目に合う
わたしの最も許せないストーリー!
まぁ、気の毒でしょうがない。
そして、あの悪夢の一夜は
シチュエーションとしてはこの上なく
いやらしい⤵︎
大人になった今でも寒気がするほどで
すわ。

話をテレビの怪談劇場に戻しますが
毎晩帰りの遅かった父が珍しく家に
いて、この怪談劇場を一緒に観たのね。

観終わって、
父が一つの話を聞かせてくれました。
誰かに聞いたんでしょうが
出典は分かりません。
淀みない話しぶりからすると何度も
人に聞かせていたのでしょう。
多分呑み屋のちゃんねーあたりね
今も忘れることが出来ない話、、
聞いてください。

      注)怖い話が苦手な方!
         ここまでで♪( ´▽`)そんなに怖くないよ

   *・゜゚・*:.。..。.:*・'*:.。. .。.:*・゜゚・*

昔、金持ちの呉服屋がおったそうな
↑お好きなナレーターで!

その呉服屋の夫婦には子供が
おらなんだー。
何としても子供が欲しかった夫婦は
毎日近くの神社に子供が授かるよう
にとお詣りをしていたんじゃな、、

ある日のこと、
いつものように手を合わせていると、
「呉服屋~」と声が聞こえての。
声はすれども姿は見えず、、
続いて
「お前たちの信心深さ、
   たいしたものだー
   希望通りに子を授けようぞー」

夫婦は顔を見合わせ、
きっと神様だ!神様が我らの願いを
聞き入れてくださったんだと感激し、
「あ、ありがとうございます」と
深々と頭を下げた。

       続けてその声はこう告げる。

             「ただーーし、
           その子は八つになったら
       水の事故で死ぬであろう。」

       そう言ったのを最後に声は
            途切れたんじゃーー。



翌年の八月、、
ご神託のとおり夫婦は
それはそれは可愛らしい
女児をもうけた。

女児の周りから、水に関係の
あるものは全て排除され
お付きの者がいっ時たりとも
目を離さず、打てる手は全て打ち
女児の成長を見守ったんじゃの、、

そして女児はスクスクと成長し、
八つの誕生日を迎えたんじゃーー

夫婦は女児を連れあの神社に
御礼参りに行ってのー
水にさえ気をつけておれば
この先も大丈夫だろう
と高を括っておった。
その帰り道、
女児が甘味處であんみつ食べたいー
と、言い出したんじゃー。

誕生日を無事に迎え、
お祝いだからと甘味處へ入る三人。

店の戸をくぐったところで
女児がばたっと倒れた!!

驚いて女児を抱きかかえる夫婦!

じゃが、
女児はすでにこと切れておった。

「なんでやー、どこにも水など
ないではないかー、なんでやー!」

泣き叫ぶ父親がふっと目を上にやると

                    そこには








  




               「

  と書かれた旗が風に吹かれていた。

            ───O終O────

えーー、、、
この話、機会がある度に
友人、知人にしてきました。

聞いた人の反応は

「やー、怖いわぁ」の深読み派か

「えっ?何それ!」の失笑派か

「意味わからんし?」の少数派に

          分かれるんですけど、

     さぁ貴方は?  どれかなー??


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