こんにちは♪( ´▽`)

口を開けば暑い!しか出てこんから
もういきなり本題に入っちゃう!
今日はね、わたしの好きな作家さんを
ご紹介させていただきます。

まずはアガサ•クリスティー
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代表作だらけです。
その中でわたしの
ベストオブクリスティ は、
無実はさいなむ
こちらはポワロもミスマープルも出て
こないノンシリーズ物で、冤罪事件の
悲劇が描かれています。
日本でも最近冤罪被害者が釈放され
話題になりましたが、釈放万歳!で
済まないところが冤罪事件の罪深さ。
また振り出しに戻っちゃうんでね。
真犯人が見つからない限り関係者に
安寧はおとずれませんて。

クリスティはトリックの女王と呼ばれ
とりましたが実は社会問題もきっちり
捉えていた作家でもあったんですね。
 
      

警察小説の先駆者である 
ヒラリー•ウォー
失踪当時の服装は』(1952年)は
女子大生失踪が題材。
事件解決に迫る刑事たちの苦悩や焦り
そして、最後に究明される被害者の
真の姿と加害者の犯行動機をウォー
丁寧な灰汁取りでクリアーにしていき
ます。

クリスティ作品は今でも人気があり
早川書房さんの稼ぎ頭でしょうが、
ヒラリー•ウォーはねー、絶版も多く
以前は手に入れるのに難儀しましたよ
今はAmazonでサクッと購入出来ます
なんていい時代なの!

この二人の活躍した時代はとうの昔で
すが、今再読しても古臭さは感じませ
ん。
それは今も昔も人間の本質が変わって
いないからかもしれませんね。
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そして、稲見一良さん。
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セントメリーのリボン』は
行方不明になった猟犬探し専門という
ちょっと毛色の変わった探偵 
竜門 卓が主人公の短編集。
わたしは何度この作品を
読み返したことでしょう。
竜門の弱者には、どこまでも優しく
悪い奴らには、あくまで厳しく
それを貫く姿勢がハードでボイルド!
                           ↑↑何のこっちゃ
稲見さんの作品に出てくる登場人物
は、優しく強くそして、真っ直ぐで
けして逃げないんです。
最近はやったもん勝ちというか、
正直者が割を食う風潮でしょ?
それがどれだけかっちょ悪いか
稲見作品は教えてくれます。
そして、
また頑張ろうって元気をくれます^_^
たとえそれが絵空事であってもね。



そしてもうお一人連城三紀彦さん。

この方の作品は多数映画化、ドラマ化
されています。

ある夜、連城作品だからと観たドラマ。
男女三人が繰り広げるよくある愛憎劇
だと思い、白河夜船を漕ぎながら観て
いたら、最後に大どんでん返し!
思わずこんな顔になった。
                   ↓↓↓
     ((((;゚Д゚)))))))
えーー!それがあれであれがそれ??
そーだったのーーって目が覚めた!
このドラマの原作は短編集
夜よ鼠たちのために』に収録されて
いる『二重生活』。
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あのね、登場人物はみな嫌な奴らよ⤵︎
みんな自分のことしか考えてない。
ネチネチウジウジピチピチチャプ
チャプドヨンドヨンドヨン

これ以外にも連城作品は思わず後ろか
ら蹴飛ばしたくなる登場人物多し!
特に男、、、。
こんな男が旦那なら要らんっ!
だけどねー、読むとクセになります。
なんでだろ?
あっ
連城さんご本人がイケメンだからか?
↑↑これ重要!



       *・゜゚・*:.。..。.:*・':.。. .。.:*・゜゚・*



残念なことに、この四人の作家さんは
今はもうこの世の方ではありません。
稲見一良さんにいたっては彼の没後に
存在を知りました。
作品数はわずか九作でした。


もう彼らの新作を
読むことは叶いません。

しかし、新作は望めずとも

またわたしは深夜に書棚から彼らの
本を取り出すのです。

幾度も、幾度も。

色褪せることのない物語を欲して。