こんにちは♪( ´▽`)

今日ご紹介する映画は着眼点が
ユニークな、
「人生、ブラボー」2011年カナダ


ストーリー

主人公ダヴィッド42才、独身。
大のサッカー好き。
父親の仕事を手伝うも身が入らず
借金のせいで恋人ヴァレリーとも
結婚出来ない、いい加減な男。

ある日ダヴィッドの元へ弁護士が訪ね
てくる。

ダヴィッドは20数年前にスターバッ
クという偽名を使い精子提供を行った。
その数693回、実際に誕生した子供の
数は533人、
今回そのうちの142人が自分たちの
父親の名前の開示を求め集団訴訟を
起こすというのだ。

対するダヴィッドも身元割れを避ける
ために友人の弁護士に依頼し裁判に備
えるが、好奇心から1枚だけ見た子供
のプロフィール。
なんとそれが、自分のご贔屓チームの
エース、リカルドだったのだ。
彼の父親であることに感動し、俄然他
の141人の子にも興味が湧いてくる。

それからプロフィールを頼りに1人
また1人と(生物学上の)子供たちの
元を訪ね歩くダヴィッド。
もちろん身分は伏せてね!
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子供たちはみなティーンエイジャー。

リカルドのように成功している子ばか
りではない。
芽の出ない役者志望の青年。
ゲイの青年。
路上ミュージシャン。
薬物依存症の少女。
そして、重度の障害により施設生活を
余儀無くされる少年、、
ダヴィッドの知らないところで、
それぞれの人生を歩んできた子供たち
彼らを知るうちにダヴィッドの父性が
目覚めてくる。

物語はダヴィッドと子供たちとの
触れ合い。
ダヴィッドと彼の父親との確執。
ダヴィッドが精子ドナーだった過去を
知ったヴァレリーの憤慨と妊娠発覚。
そして国の内外から注目を集めること
となった裁判の行方が並行して描かれる。

果たしてダヴィッドは子供たちに自分
が父親だと名乗り出るのかどうか?

いい加減な中年男が
最後に出した答えは!
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まずね、何百回も精子ドナーになるな
んて荒唐無稽だわーって思った。
映画のしょっ鼻からナースにそっち系
の雑誌をあてがわれ精子採りにいそし
むシーンなんだな、これが!
各自で、想像してね(^_-)-☆
いいアルバイトなんでしょうねーー

しかし、笑ってばかりはいられなくて
実際にカナダやアメリカでは1人の
精子ドナーから作ってもよい子供の
人数を制限する法律はなく同じ父親か
ら数十人、数百人の子供が生まれているそうな。

その結果、知らず知らず兄弟同士で
結婚してしまったり、近親相姦の
危険性も
孕んでいて専門家は危惧している。
       ~AFP  BBNewsより抜粋~

と、いったように重いテーマではあり
ますが、映画はダヴィッドを演じた
カナダ人俳優パトリック・ユアールが
(ちょい、ジーコに似てます。)
だらしないけれど、どこか憎めない
キャラクターをリアルに演じていて
しょうがないなぁ~もうっ!って
許してしまう仕上がりとなっている。

ダヴィッドが偽名として使った
STARBUCK」が原題。
この「STARBUCK」とは
カナダ生れの超優良な遺伝子を持つ
種牛の名前。
世界中に20万頭以上の子供たちが
いる。~オフィシャルサイトより~

シャレで偽名に使ったのね(⌒-⌒; )

そういえば映画「ロッキー」でも
リングネームが、「イタリアの種馬」
でしたねーー

いやいや、なかなかね、
     男性(♂)って大変だ!←何が?