こんばんは♪( ´▽｀)
今日ご紹介するのは
『フォロ❤︎ミー』（1973 公開）
♠︎ストーリー♠︎
ロンドンの上流階級出身で公認会計士の
チャールズ（マイケル•ジェイストン）
は気ままな旅行をしていたアメリカ生ま
れのベリンダ（ミア•ファロー）と恋に落ち結婚。
結婚後、不審な行動をとるようになった
ベリンダ（理由は後述）に浮気を疑い
探偵クリストフォルー（トポル）に
素行調査を依頼する。
ロンドンの街を一人彷徨うベリンダを
尾行するうちに彼女に惹かれ、あること
気付いたクリストフォルーは尾行を隠さ
なくなるどころか、ベリンダにロンドン
の街を案内している風にさえみえる。
そしてそれに応えるベリンダ。
ベリンダとチャールズ、そして
クリストファルー、3人の男女の交錯す
る思いとは、、、。
監督は『第三の男』を撮った
巨匠キャロル•リード
（この作品が遺作）
*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*
高校時代に地上波で観た一本。
スターが出ているわけでも
また大作ってわけでもないのに、
何故か印象に残っていてもう一度
観てみたくてDVD、買いました。
映画のテーマは男女の価値観の違いに
よるすれ違いかな。
その価値観の違いを
ロンドン上流階級出身のチャールズは
ベリンダとは『育ちが違う』から
で片付けてしまう。
チャールズは自分の育った環境、
同じ棚に住む家族や友人との生活を
今までと変わりなく続け、ベリンダを
そこにはめ込もうとする、、、
あれね、「貞淑な妻」というやつ
一方、ベリンダの両親は離婚していて
彼女は独立（ちょっとヒッピーっぽい）
躊躇なく一人旅も出来る女性。
愛するチャールズのために新しい環境に
慣れようとするが、それはベリンダの
個性を殺してしまう結果に。
この映画が作られたのは1972年、
こういった男女の思惑の違いは
42年経った今でも変わってないような
気もするヽ(´o｀；
それからこの映画、
ロンドン巡りも楽しめます。
ベリンダが練り歩く40年前のロンドン
ロンドンに行ったことのないわたしに
はとても魅力的な場所に映りました。
今のロンドンも変わってないのかな？
↑誰に聞いているの（＾∇＾）
わたし、ミア•ファローはあまり好きな
女優さんではないけれど、この人の
出演してる作品はよく観てます。
どちらかと言えば脇役が似合いそうな
ビジュアルだけど、主役張ってます。
何気にヒットも飛ばしてます。
『ローズマリーの赤ちゃん』や
パートナーだったウディ•アレン監督の
『カイロの紫のバラ』もはまり役でした
気弱なんだけど、その実以外と図々しい
役が似合いますね。
うーん、、、役者さんも適材適所だ。
この映画の原題は
『The Public Eye』（世間の目）
邦題の『Follow Me』は
（わたしについてきて）って意味で
こちらの方が映画の雰囲気に
しっくりくるかも。
今風に言えば、ほっこりするラストで
可愛いらしい映画。
クリストフォルー役のトポルも今なら
ストーカーでしょ！って役で
ゴツいし、
わたしのタイプではないけれど←重要
再見してみて
探偵役は彼しかいないって思いました。
キャスティングって大事ですね。
この映画、リメイクするなら誰がいいか
考える反面、リメイクして欲しくない気
もしてます。
女心は複雑さっ！
またテーマ曲『Follow，Follow』も
素敵な曲です♡
よろしければ聴いてみて
