今月初めの新田原基地(宮崎県)航空祭でのF35Bのホバリングを羨ましく(遠くて見に行けないから)思いながらも、航空祭の季節は事実上の終わりで、春まで空活も冬眠だなぁと思っていた。



しかし数日前、岐阜の航空自衛隊公式SNSで機動飛行訓練の告知があった!





天気予報は曇のち雨で微妙だが、予定時間の12時台はギリギリ持ちそうなので、エリーゼのバッテリー交換後の試運転も兼ねて出撃!





11:20 航空宇宙博物館の駐車場に到着。


ここは駐車無料なので、大抵は駐車場から撮影しているが、たまには入館料を払って屋上デッキから撮影しようと¥800を払って入館。


(デッキから見下ろす屋外展示機)


12:30〜13:30 の間で20分間と告知されていたが、11:30に入館して屋上デッキで待機していると、12時になる数分前、ジェットエンジンの音が響いた。




上がってきたのはF2。


その2分後、F15も上がった。




9月末に(たぶん)初めて披露された70周年特別塗装機、ウルトラマンカラーのF15だ!


まだこの塗装のままなんだ。
(いつノーマル塗装に戻すんだろう?)

上がって見えなくなってから30分、告知通り、12:30過ぎから機動飛行が始まった。





ハイレートで上昇、そして戻って来る。




やっぱり機動飛行してこその主力戦闘機!








あいにくの曇り空で、せっかくのウルトラマンカラーも映えないが、2025年の締めくくりに見られて良かった。







この秋冬、航空祭とかブルーインパルスの展示飛行に地元団体等から中止要請があったという報道も見たけど、

この↓ロシア・中国合同の爆撃機による日本包囲演習という現実を考えたら、自衛隊による日々の訓練や試験飛行は欠かせない。





車と同じで、航空機も継続的に動かして整備していないと、劣化していざという時に動かないもの。


飛行場周辺の騒音は必要悪どころか、必要不可欠だという認識が重要と思う今日この頃。


プーチンは何の躊躇もなく他国を蹂躙し、習近平はそれを表立って支援しているだけでなく、第二次大戦の戦勝国が世界の秩序をリードする、とか、日本の軍国主義復活は許さないとか、恥ずかしげもなく言ったりする。

まるで世紀の大泥棒アルセーヌ・ルパンが防犯講座を開催しているような滑稽さ。



独裁者っていうのは、自分のやっていることを客観的に見ることができないというのか、自分の欲望しか信じていないから厄介だ。