8月生まれとしては、7月に入ると、オレの季節がぁ、来た〜ぁ!ってなるし、


夏と言えば、乃木坂46の真夏の全国ツアーがお約束。


創業メンバー(1・2期生)が卒業してからの最近は、アリーナ(収容1万人規模)中心のツアーだったが、今年は久しぶりにドームorスタジアムツアー。




そのかわりに公演回数は少な目で、東名大の3都市のみ。

なので、一点突破で聖地神宮だけにエントリーして、無事にチケットはゲット!


ただし、神宮はツアーファイナルで9月なので、まだ2ヶ月近く先。


この隙間を埋めるため、でもないが、乃木坂卒業生のいくちゃんこと生田絵梨花ちゃんが、4月にソロミニアルバムをリリースして、



そのツアーを7〜8月にやってくれるので、夏のライブ第一弾でエントリーしてあった。


それが日曜日。



芸術劇場大ホールは、どちらかと言えばクラシックとかオペラ・ミュージカル用のホール。


立つのか座るのか、どっちだろうと思っていると、とりあえず座ったまま開演した。





まずはアルバム収録の自作曲で始まって、次に、これも収録曲の藤井風と森山直太朗のカバー曲。


その後、いくちゃんが主題歌で抜擢されたディズニーソングを3曲、自分が苦手な分野のK-POP(知らないから多分だけど)のカバーと続き、後半戦に。


後半戦はいくちゃんから Stand up please!と促されて、なぜか昭和のヒット曲を3曲。

渚のシンドバッド、め組の人、勝手にシンドバッド。なんでこの選曲なのかだいぶ不明(笑)。

平成生まれも曲は知ってるだろうけど、昭和生まれですら歌詞はあやふや。

個人的には、せめて2000年以降の曲にしたほうが良かったと思うが、選曲理由をMCで触れてればモヤモヤしなかったけどね。


もっと言えば、とりあえす8割以上が乃木坂時代からのファンだろうから、乃木の曲から選んでも何の違和感もないはずなんだけど、今回はなかった。


選曲へのちょっとした不満はさておき、


圧巻はYOASOBIの大ヒット曲『アイドル』。奇しくも本家もいくちゃん(ボーカル:幾田りら)だが、あのハイトーンとハイテンポと難易度てんこ盛りの曲をキッチリ歌いきった上に、途中でピアノも弾くなんて、いくちゃんじゃなきゃ出来ないし、やらないでしょ。

これが見られただけでも今回は元が取れた。


ラストは、新アルバムの中で自分が一番気に入ってる曲『だからね』。

SUPER BEAVER(以下SPBV) の柳沢亮太(G)提供曲で、SPBVっぽいメッセージ性の強い曲調が、いくちゃんの透き通っていて、かつ、力強い歌声との相性が抜群に良くて、真っ直ぐ心に響いた。



アンコールでは、いくちゃんも出演したTVドラマの挿入歌と、自作曲の2曲をやって、2時間の公演は終了。


2時間は短かったけど、半分以上はピアノを弾いていたし、練習中というギター弾き語りも披露して、あれだけカロリーの高いセットリストなら、それ以上を求めるのは欲張りだよね。





来月から主演ドラマが始まるし、年末からは久しぶりのミュージカル『レ・ミゼラブル』が始まるから、今年の音楽活動はこのツアーが見納めだね。



今回のレミゼでは、過去に演じたコゼット、エポニーヌに続く3役目、ファンテーヌ(コゼットの母)をやるらしいので、間違いなくいくちゃんの歌唱の幅が広がる経験になるから、来年以降の歌手活動も楽しみだ!



ライブ終了後、出口ではいくちゃんがCMに出演していたADEKAから、特別パッケージのレトルトカレーが配られた。



もったいなくて食べられないじゃん!