前記事で『匂わせ』した通り、御嶽に行ってきた。


ヒザ痛は治っていないので、今回は久しぶりにテーピングして、効果あるか検証。




この感じなら、2000mより上はほぼ雪道かな。


6時に登山口到着。先客5台。



しかし、トイレが冬期閉鎖中で使えなかったので、車でロープウェイ麓駅まで戻って駅のトイレを利用。この往復で30分のロス。


6:40にスタートして、最初は普通の乾いた登山道。30分ぐらい登ると雪道になった。



7:20、7合目の行場山荘(冬期休業中)。




高度を上げていくと後方に八ヶ岳。



更に登ると、中央アルプス。



更に更に登ると、進行方向右手に乗鞍と穂高連峰。真ん中が吊尾根か。写真をよく見たらその左奥に槍も写ってた。




8:05、女人堂到着。



前にこのルートに来た時は、ここから直登しないで三の池方向に向かったが、この時期は通行止だった。




この先、結構岩が露出しているので、アイゼンなしのまま進み続ける。


先に見えている岩室山荘の前後が、このルートで最大傾斜だったが、トレースがあるので登っちゃう。下りはアイゼン使おう。


あの小屋の左側がメインルートだったみたいだけど、間違えて右側に向かう踏み跡を辿ってしまって、やむなく岩場登り。


岩が途切れたところは、噴火で白骨化したハイマツと、粘土化した火山灰で埋め尽くされていた。

それを乗り越えて、二の池。


この先の剣ヶ峰は立入禁止となっているので、今回はここまで。
夏期以外の富士山が立入禁止となっているのと同じだと思えば、登っちゃうのも有りだけど。


見た感じも、過去の無雪期の記憶からしても、登って危ない箇所はなさそう。


剣ヶ峰まで登らなくても、富士山に塩見岳、笠ヶ岳や黒部五郎岳まで見えて、



どうせ夏にまた来るし、標高2900は超えたし、アイゼン着けて同じ道を下山。





GW後半初日どのぐらい道が混むのかわからないが、午前中で下山したので、帰り道に温泉に。




初めて来た木曽の棧(カケハシ)の脇にある棧温泉¥700。


ネコちゃんが案内してくれる。


このネコ、帰りにも見送ってくれた。


浴室から、木曽川と棧が見える。

ちょうど帰っていく2人とすれ違った後で、貸し切り状態だった。



大浴槽が中央で二分割されていて、片方が源泉、もう片方がそれを沸かした湯。
鉄の匂いがする冷鉱泉で源泉は15℃なので、水風呂と温泉、交互に浸かって疲労回復!


膝はダメだったなぁ。
10km、5時間ぐらいがいいところだから、今年はいつもみたいなアルプス残雪期登山は厳しいかもな。