多分だけど、RENAULTを読める、もしくは知っている人って、日本では少数派。


カルロス・ゴーンが社長だった会社、と言えば分かるかもしれない。


車好きからすると、F1で初めてターボエンジンを投入したのがルノー。


アラン・プロストも乗ったし、ロータス時代のアイルトン・セナもルノーエンジンで勝っている。



要するに技術力があってモータースポーツに熱心なメーカー。


そのルノーが造る欧州の商用車ベストセラーがカングーkangoo。


初代は1997年に誕生。全長約4mとコンパクトで、日本ではルノーで一番売れる車種となるほど人気があった。パンフ↓を今でも持ってるぐらいで、過去に何度も買おうかどうか考えた。



日本では2008年くらいに二代目に切り替わって、全長も全幅も一気に20cmぐらいデカくなってしまったので、デカングーという愛称がついた。


それがこれからのウチの足車。



デカイデカイと思っていたが、時代が移って車のサイズがドンドン大きくなっている中では、全長4.28mはコンパクト。


全幅の1.83mは、狭い山道とか駐車場でもて余すが、実はミニの派生車種であるクロスオーバー(4.3m×1.82m)とほぼ同サイズ!




2022年に三代目カングーが日本上陸したが、これは更にデカくなって、4.5m×1.86m、一部ではドデカングーと呼ばれている。



前任のCX-3は4.27m×1.76mなので、ほぼ同サイズ。高さだけ25cmぐらい違う。

でも中の広さは圧倒的、とりあえず自分のタイヤ4本はリアシートを倒さなくても余裕で積める。


元々付いていたタイヤは新車の時から交換してなかったので、買う時に自分でオールシーズンを調達して、納車までに交換してもらった。で、旧タイヤをトランクに入れてある。

ちなみに、買ったのは京都の店なので、納車は京都まで電車で取りに行った。


折角京都まで来てるので、店長さんに立ち寄りスポットを聞いて、とりあえず一番近い平等院へ。



桜はまだ開花直後で1~2分咲き。


その後、店長さんおすすめの、宇治川沿いを北上して琵琶湖に抜ける道へ。



この道は良かった。適度に曲がりくねってて、所々ヤマザクラも咲いていて。


デカングーは、このボリュウムのある車体にたった1200ccのターボエンジンで、115ps/19.4kgという控え目パワー。

だから発進はトロい。今までに所有した車の中で最遅!
それでも、180cm超の長身のわりにフットワークは良くて、山道も全然苦にならない。

そして、今までに所有した車で一番乗り心地が良い! タイヤが195/65R15と、今時とても小さいのが効いてるし、シートも期待通り良い!

これこそルノー、これこそフランス車!

心配だった燃費も、琵琶湖を左回りに半周して、関ヶ原から高速に乗って名古屋に戻った約200kで約16k/㍑を記録したから、自分のテクを最大限に出してエコランしたら18k/㍑は行けそう。





暇を生かして、無職だから節約節約の車中泊にして、このデカングーと一緒に全国に遠征する未来が見えてきたなー。