2020年10月、コロナ禍最中に平塚まで行って買った中古のCX-3。(前任者はmini clubmanでした。)



何度も書いてるのでアレだけど、電動化が正義という風潮の中で、化石燃料の車に乗れるのは今のうち、特にディーゼルは絶滅危惧種という状況なので急いで買ったマツダのディーゼル。

初めてのディーゼルは、ケチケチ車好きの自分にとっては理想的な相棒でした。

とにかく燃費がいい!

タンク容量は46リットルなので、計算上、燃費が22k/㍑以上なら、無給油で1000k走れる。
実際は46㍑使うと動けなくなるので44㍑までが限度。)

約3年半で43000k走ったが、一度も燃費が20k/㍑を下回ったことはない。



デミオをベースにした小型SUVというポジションの割に、ディーゼルエンジンがメインなので新車だと少し高価だったが、中古で買ったので軽の新車よりよっぽど安かった。

しかもカッコいい!


SUVというカテゴリーでは3本の指に入るデザインだと思う。その分、車内の広さはしわ寄せを受けてるけど。

1500ccのディーゼルはたったの105馬力、でもトルクは27.5kgもあって、この数値は一昨年まで持っていた1988年式の911よりも大きい!

だから登山の遠征も、乃木坂ライブの遠征も全然楽勝で、しかも燃料代は安上がり。

買って最初の冬にスタッドレスに交換して、履きっぱなしで3年4万k、さすがに限界だがまだ溝の深さはある。



自分の使い方には理想的な車だった。

じゃあなんでバイバイ?

今年秋で2度目の車検を迎え、そして、現在の走行距離は87000k超。
このままのペースで乗ってたら、今年中に10万kに到達しそう。

更に、この間、運悪く追突されてしまった。


乃木坂に『別れ際、もっと好きになる』という曲があるが、この車と同等スペックの車って、ほぼ存在しないから、別れも難しい。

小排気量、ディーゼル、6MT、コンパクト、リーズナブル、そんな車、国産では他にない。

独・仏・伊の本国仕様ならそういうのはあるけど、日本には入ってこない。

並行輸入中心にやってる販売店があって、何年も定期的にHPのチェックをしているが、年明けに超魅力的な車が掲載されていた。



しかし、無職のオジサンには高い200マソ台。
寿命を1年縮めれば買えたかも(1年分の生活費が要らなくなるから)。

1週間悩んで店に問合せしたら既にSold out。
ホッとしたけど残念でもあった。

でもこれがきっかけで買い替えを真剣に検討し始めての追突事故。

もう、買い替えるしかないでしょ。

ということで、CX-3とはサヨナラ。


仮ナンバーを付けて買取業者に引き取られて行きました。3年半、ありがとう!