珠洲市の次は七尾市へ。
ギックリ腰はだいぶ良くなって普通の腰痛ぐらいになったが、ベースキャンプでの寒い1泊2日でぶり返したらイヤなので、今回は日帰りボラでエントリーした。
また夜中に走って、前回の金沢駅とは違う集合場所、健民海浜公園からバスが出発。
約2時間で七尾市文化ホールに到着。
オリエンテーションを受けて、班分けして、
新しいビブス(今回の震災用に作ったっぽいが、珠洲市にこういうのはなかった。)を全員着用。
個人参加のボラはこの赤いのだが、団体参加は独自のビブスを着用しているところもある。
蛍光グリーンは大阪体育大だった。
学生とは話す機会がなかったが、大学によってはボラで単位が取れたりするんじゃないか?
特に大阪なら阪神大震災を経験してるから、そんな制度がありそう。
今回の作業も依頼のあった個人宅で家財・瓦礫撤去だが、珠洲市とはだいぶ様相が違って、こちらは家屋そのものの被害が比較的少なく、2軒作業した両方とも、倒壊したブロック塀の撤去・搬出だった。
古い木造が多い珠洲市に比べて、家そのものが新しいので持ちこたえたが、道にヒビが入ったり隆起したりするのに重いブロック塀は耐えられなかったようだ。
作業後の手袋。穴が開いたのでもう使えない。
七尾市で有名なのは和倉温泉。
ニュース映像で見た光景が、ちょうど作業した家の近くにあった。
七尾湾沿いに温泉旅館が何軒も立ち並ぶ和倉温泉だが、今は全館休業で再開の目処も立たない。
水道はかなり復旧してきているようだが、まだ三重県から応援で来てる給水車も見かけた。
七尾市はちょうど能登半島の付け根で、半島の先端に比べれば交通の便もよく、コンビニや飲食店やスーパーなども営業しているところが多く見えたが、温泉街が立ち直って観光客が来るようになるまでは、相当長い道のりだろう。
個人ボラにできる作業なんて知れてるし、温泉街の復興に個人で手助けできることなんてないし、最初に書いた通りボラは自己満足でしかない、
けど、ここでやめるという選択もない。
次回は能登町での1泊2日ボラにエントリー済。
そろそろ、2泊3日プランとか出てこないかな。
毎回名古屋⇔金沢往復するのは、時間も交通費も無駄が大きいし、睡眠も削らないといけない。
高速料金は申請すれば無料になるのでかなり助かっているが。
もう少し被災地から離れた広い場所にセルフのベースキャンプ場を用意して、そこで自力長期滞在できる人が、毎日シャトルバスで被災地に行くような仕組みができたら、ボランティア人数の底上げにならないかなぁ。
管理とか治安維持が大変か?
東日本の時はもっと大量のボラが動員できてたと思うけど、違いは何なんだ?
今回は日帰りなので、観光はちょっとだけ。
通りすがりの福井城。
ふくい鮮いちばで朝食。
山盛りの刺身ぶつ切りが載った『まかない丼』¥1400也。
先週と今週で金沢2往復。
ディーゼルのCX-3だから給油なしで行ける距離。
帰りの名神高速大垣あたりで、メーターの走行可能距離(写真右)が0kmに!
そこから約10k粘って、一宮インターで降りて最初のスタンドで給油。
金沢2往復、無給油1062k走破!
メーター上の燃費は26km/㍑だったけど、実際(満タン法で計算すると)は24k/㍑ぐらい。
実用車の鑑だな、ディーゼルは。